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【月刊 大相撲魅力発見伝】2024年1月号 ~大相撲が秘めた5つの魅力~

みなさん、こんにちは! ひだまり66です✋
見慣れないタイトルにもしかすると混乱されている方もいるでしょうか?笑
以前からnoteのプロフィールには記載していましたが、相撲に関する記事を投稿するのはこれが初めてです😌

2024年のnoteでの抱負を記載した際、そのひとつに新ジャンルへの挑戦を掲げましたので、note開設から1周年を機に筆者の趣味の3軸(鉄道・日本酒・相撲)の最後のジャンルに挑みます🔥
今回は初回なので、相撲という側面からの自己紹介を簡単にいたします!

ひだまり66と大相撲

結論から言うと、なぜ相撲が好きになったかは、正直自分でもわかりません・・・💦
おそらく幼稚園くらいの時から相撲はずっと見ていたので、相撲ファン歴としては20年くらいになりますでしょうか?笑
今では仕事から帰って、ビールを飲みながら大相撲ダイジェストを見ることも生きるモチベーションにするくらいになりました🍺(レアな25歳www)
また、知り合いに現役力士がいるので、毎場所番付表、毎年初場所前には大相撲カレンダーを送っていただいているので相撲ファンの環境的にも申し分ないですv(^_^)v

本シリーズの方向性について

このシリーズを刊行する大きな目的のひとつは、自分と同じ若年層の方にも大相撲の魅力を知って欲しいという思いがあります。
どうしても若年層のスポーツ界の注目は野球⚾、サッカー⚽、バスケ🏀などのメジャーなスポーツにいきがちですが、相撲観戦にも行きたいと思えるような記事にしていきたいです!!
実は、会社では元同期をはじめ「相撲記事も書いてみたら?」と何人かに、言われていたのですが頭の中で構成が上手くまとまらず、気付いたら2024年になってしまいました😅
というのも最初は本場所の展望や総括を書こうとも考えたのですが、現在多くの親方がニュース記事やオフィシャルブログ等でそのようなことは書いていますので、相撲ファンに向けてというよりかはあまり馴染みのない方にもわかっていただけるように、少し視点を変えて”大相撲の楽しみ方”をテーマ別にお伝えしていこうと思います👍
そこで考えた構成がこちら▼
①大相撲基本知識(初心者向けの基本解説)
②テーマ別 魅力発見伝(各回で設定したテーマ)
③力士紹介(各力士の紹介で推し力士を見つけよう!)

しばらくはこの3部構成で月1発信していこうかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします<( _ _ )>

①大相撲基本知識 ~開催時期と開催場所を知る~

大相撲っていつ開催されているかご存じですか?
少なくとも「いつでもやっている訳ではない」ということは知っている方が多いでしょう。
ただ、プロ野球のような頻度では開催していません笑
基本的には奇数月に開催され、1月、5月、9月が東京の両国、3月が大阪、7月が名古屋、11月が福岡で開催されます。
通常は1月から初場所、春場所、夏場所、名古屋場所、秋場所、九州場所と呼びます。四季で呼ぶ時と開催場所で呼ぶ時があるのも紛らわしいかもしれません・・・😅
四季で言うと冬場所はなく、大阪場所と言う時もありますが一般的に3月開催の場所は春場所と言います(正式な決まりはありませんが、そのように呼ぶのが通例です。)
因みに、東京以外の3場所をまとめて言う時は”地方場所”と表現することが多いです!
なので3月に東京両国の国技館に足を運んでも、相撲は開催されていませんので注意してください笑
また、期間は15日間連続で行われます。一般的には奇数月の第2日曜日から第4日曜日までの15日間で開催されることが多いです。ただ、暦の関係上必ずという訳ではないので、チケットを取る際は公式HP等で事前の日程確認をオススメします👇

②大相撲の魅力発見! ~筆者が考える大相撲の魅力~

今回は初回なので、相撲を広い視点から見た魅力を紹介します。
1つめは「ルールが簡単であること」です。細かなルールは多々ありますが、端的に言うと「土俵に足の裏以外の箇所がつくか、土俵外に出たら負け」です。この大まかなルールを理解していれば、全く相撲を知らない人でも勝敗くらいは分かるはずです。なので、訪日外国人でも楽しめる日本文化と言われるのもその点が大きいでしょう。
2つめは「バリエーションの豊かさ」です。先述の通り、ルールは単純にもかかわらず、勝負の仕方は相手を土俵外に出したり、倒したり、投げたり、捻ったり・・・
勝負の決まり方を表す”決まり手”の数は約80種類も存在します。こんなシンプルなルールに対して、勝負の仕方がこれほどたくさんあるスポーツはなかなかないでしょう。
3つめは「無差別階級」です。形が類似する柔道やレスリングには○○キロ級というような階級が存在しますよね?
大相撲にはそれがありません。極端に言えば身長170cmで体重100kgの力士が、身長190cmで体重200kgの力士と対戦する可能性もあるのです!
「そんなの身体が大きい方が勝つに決まっている」と思うかもしれませんが、小兵力士が頭脳戦で勝つことも多々あるのが大相撲の世界なので目を離せません・・・🙄
ひとつだけ紹介すると昨年の秋場所、当時幕内最軽量の翠富士が自身より30cm以上大きい北青鵬と対戦し、惜しくも負けてしまいましたが、5分以上の大熱戦を繰り広げました!

4つめは「歴史や文化との関連が強いこと」です。日本には海外から入ってきて人気となった競技も多いですが、相撲は日本の国技と言われています。力士のヘアースタイルである”髷”、対戦前に”塩を撒く”、どすこいと”四股を踏む”。これらのほとんどが神事、つまり伝統と深く関係しているのです。日本史が好きな方は大相撲の歴史を遡ってみるのも面白いかもしれません。

もちろん、他にもありますが、今回はここくらいにしておきましょう笑
一度にたくさん書いても仕方ないので、今回は筆者が「相撲って何が面白いの?」とざっくりとした質問をされた場合に、自分が回答することを記してみました。次月以降は少しづつテーマを深掘りしていけたらと思います(*^_^*)

③力士紹介(各力士の紹介で推し力士を見つけよう!)

最後のコーナーでは現役力士が筆者が知る範囲内の過去の力士も含めて人物紹介をしていきます。
相撲に限らずですが、”推し”ができるともっと楽しくなること間違いなしです!
初回は筆者の現役推し力士を1名紹介します。

■朝乃山広暉

日本相撲協会公式HP 力士プロフィールから引用

所属部屋:高砂部屋
出身地:富山県富山市
年齢:29歳(2024年1月時点)
身長:188cm
体重:172kg
優勝回数:1回(2019年夏場所)
最高位:大関

日本相撲協会公式HP 力士プロフィールより

こちら、元大関の朝乃山関(直近は前頭7枚目)です。
昨今、とても人気な力士の一人なので声援は人一倍! 朝乃山関の応援タオルがあちこちに振られているような力士です笑
個人的に好きなところは「右四つ」という最大の型を持っている点です。近年は突っ張りや押しを得意とする力士が増えている中で、朝乃山関はがっぷりと組んで勝負するタイプなので、相手のまわしを引きつける姿がかっこいいです😍
ご本人には失礼かもしれませんが、器用なタイプではないのであまり色々なタイプの攻めができる力士ではありません。だからこそ、自分得意の「右四つ」にこだわり続けているところが魅力的です🥰
2021年のコロナ禍で外出をしていたことが判明し、当時大関だった朝乃山関に出場停止1年という重い処分が下りました。
もちろん、本人が悪いことですが、人が良すぎて外食の誘いを断れなかったということも耳にしました。また、出場停止期間中に学生時代の相撲部の恩師、実のお父さん、昨年は先代の親方まで他界しました・・・
さらには、今年元日の地震で祖父母の家が被災してしまったとも言っていました。
どうして、ここまで試練が訪れるのかとも思いますが、今はその方たちの思いを背負って再び上位で活躍し始めています。
土俵上の活躍で、北陸に元気を届けて欲しいですね!
そして今まで以上に「右四つ」を極めて、再び三役、そして大関の地位に戻ってくれることを期待していますv(^_^)v
今場所、個人的に会心の相撲だと思った取組がこちら👇

今回は前段で文字数が多くなってしまったので、推し力士1名の紹介としますが、次号以降は2名ずつくらい紹介できるといいですね👆

🖐それでは、本日は打ち止め〜🖐