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【鉄印帳の旅#7 会津鉄道】~お座トロ展望列車で夏の会津高原を駆け抜けろ!~

みなさん、こんにちは✋ ひだまり66です!
ついこの間、年末かと思ったら、今度は年度末になってしまいました・・・💦
これからの時期はGWや夏休みに向けて、旅の計画を立て始める頃でしょうか? コロナの規制もだいぶ無くなり旅行需要もかなり戻ってきているので、業界人としては喜ばしい限りです🤗
今回は一足先に夏を舞台にしたお話、久しぶりの鉄印シリーズをお届けします!
時間軸としては遡ること1年7ヵ月前、2022年7月の物語です!

前回のわたらせ渓谷鐵道編をご覧でない方は下記リンクから併せてどうぞ▼

〈基本情報〉
路線名:会津鉄道
区間:西若松駅(福島)~会津高原尾瀬口駅(福島)
車両:AT350形・AT400形・AT600形 ほか
訪問日:2022年7月9日

〈大宮 6:45→郡山 7:55〉

今回は日帰り旅行ですが、福島県が起点ということもあり、朝から新幹線で移動します🚅
大宮駅を6時台に発車する新幹線に乗るのは久しぶり(もしかしたら初めてかも)なので、ねむねむ状態ですzzz
早朝のやまびこ号は通過駅が無く、小山、宇都宮、那須塩原・・・と各駅に停車していきますので、この時間を利用して仮眠をとります😴
大宮駅を出てから約70分、郡山駅にやって来ました!

早朝6時台、大宮駅の発車案内表示

〈郡山 8:29→会津若松 9:41〉

今回のスタート地点である会津若松駅は新幹線との接続駅ではないため、郡山からは在来線の磐越西線で移動します🚃
今回は快速列車なので、ほんの少しだけ早いですが、それでも1時間以上を要します…笑
9:41にようやくスタート地点に到着です(既に大宮から3時間弱が経過ww)

磐越西線 E721系

〈会津若松 9:48→会津田島 11:23〉

さあ、ここからは今回の旅のメインとも言うべき列車に乗車します( ^o^)ノ
その名も、会津鉄道の観光列車「お座トロ展望列車」です😚
名前の通り、お座敷車両、トロッコ車両、展望車両の3タイプの車両が1編成にギュッと詰まった列車です!
3種類も席種があるとどれに乗っていいか迷いますよね💦
筆者も予約を取る時に悩みましたが、会津鉄道は会津高原、磐梯山など自然豊かな地を走っていくこともあって、風を切ることができる ”トロッコ車両” を予約しました🌲🌲🌲
乗り換え時間は6分という短い時間ですが、車内で乗車券の購入もできますし、接続はJR線との接続はほぼ考慮されているので余計な心配は不要です。
ただ、ゆっくりと写真を撮っている時間は無かったので、とりあえずは列車に乗り込みます😅

会津若松からしばらくは田畑の中を走る

梅雨明けして間もなかったということもあり、天気は快晴です🌞
気温は7月なので20℃後半だったと記憶していますが、真夏になる手前だったので窓が無いトロッコ列車の風がちょうど気持ち良く感じるくらいでした(*^_^*)

運転席からの景色

鉄道ファンというのは観光列車に乗ると、どうしてもウロチョロしたくなるもので、中でもこの前面展望は欠かせません😂
会津鉄道のこの区間(西若松~会津田島間)は非電化なのでディーゼル車が走っていて、電線や電柱が無いのでとても広々と感じます!
奥に会津の山々を臨むことができ、これから山に向かって進んでいくという雰囲気も堪りません😚
列車は途中の芦ノ牧温泉駅までやって来ました🚉
ここでは反対列車と行き違いを行う関係でしばらく停車するので、ようやく車両の撮影タイムに入ります📷

会津田島寄りの顔
今回筆者が乗車したトロッコ車両
会津若松寄りの顔

ん? と思った方は鋭いですね!笑
そう、実はこの列車は前後で顔が違います。それもそのはずで、2両編成のこの列車は別形式の車両を2両繋いで、1つの観光列車として改造したからです🤗
トロッコ車両に改造されたのが進行方向前寄りのATー350形、お座敷車両+展望車両に改造されたのが後寄りのATー400形となっています🚃
すなわち、会津田島行きで展望列車を予約してしまうと後ろ向きに走ることとなりますので、その点は注意が必要です⚠

連結部分を見ると異形式なのは一目瞭然
ちょっと特殊な形の駅名標

芦ノ牧温泉は以前、鬼滅の刃が大流行した際に ”無限城” にそっくりと話題になった「大川荘」に宿泊したことがあります😋
ただ、その時はコロナが大流行していたので、車で行きました。よって、会津鉄道には乗らなかったので、今回は列車での再訪となりました 笑
しかし、お座トロ展望列車には終点の会津田島まで乗るので、今回は芦ノ牧温泉はスルーして、このまま南下します▼

列車はどんどんと山の中へ

列車はしばらくの間、阿賀川に沿う形で進んでいきます。近くには大川ダムというダムもありますので、川やダム湖が臨める箇所がいくつかあります💧

自然美が堪能できる区間は徐行運転

自然を堪能できる区間では徐行+アテンダントさんによる観光案内が行われます💁‍♀️
これらは普通列車には無いサービスなので、観光列車に乗っている優越感を得られますね!
乗車時間は通しで90分程度ありましたが、平原、山、川、トンネル、住宅街と変わりゆく景色のおかげで飽きることは全くありませんでした(*^_^*)
むしろ、ちょっと乗り足りないかなと感じたくらいです 笑
次回は是非、お座敷車両か展望車両に乗りたいですね~🤩

終点の会津田島駅に到着!
会津田島駅で鉄印ゲット!

鉄印は基本、書き置きの会社が多いのですが、会津鉄道は鉄印帳に直接スタンプを押してもらうタイプでした😳
何と言っても、帰宅後の貼付作業が不要というのが最高ですね!(メリットそこかいwww)

ぶらり会津田島

会津田島駅は会津鉄道の中で最も発展している駅と言っても過言ではありませんので、ランチには絶好の駅です🍱
時刻は11:30と少し早いですが、乗り継ぎ列車の問題もありますので早めに食べることにします!
今回は事前に目を付けていた ”梅よし” という鰻店を目指します🚶(駅からは徒歩10分程度)
すんなりと入れない可能性も考えましたが、店前に行くと外まで並んでいる様子はありませんので「ラッキー!」と思ったのですが・・・
店主によると「今からだと約30分待ち」とのこと。
どうやら、ご夫婦だけで切り盛りしているようで、中は案の定満席で料理の提供に追われているようでした・・・
しかし、こんなことも想定済みで、30分の時間を潰す場所は既に選定していました🤔
呑み鉄としては絶対に外せないのが、”酒蔵”です🍶
もともと会津地方は米と水が豊富なエリアなので酒造りが盛んです。中でも田島には会津で有名な銘柄のひとつである ”国権” の製造元があります🍶

いかにも酒蔵らしい外観

残念なことにこの時期は第何波かは忘れましたが、コロナが流行っていた時期だったので試飲をすることは叶いませんでした・・・
ただ、国権は会津の旅館に宿泊した際に何度かいただいていましたので、試飲できなくとも、「外すことはだろう」と考え、お土産に4合瓶を購入しました😎

もちろん、購入したのは純米大吟醸

そんなこんなで、あっという間に30分が経過🕧
先ほどの鰻店に戻るとピーク時間帯が過ぎたこともあって、今度はすぐに席に案内していただけました~(*^_^*)

王道の鰻重を注文

うーん、いい香り!
いただきます🙏
もちろん、鰻自体もとてもおいしいですが、タレが染み込んだご飯も同じくらい堪りません😍
ごちそうさまでした🙏

昔ながらの店構え

では恒例の鉄印川柳、会津鉄道編です▼

お座トロで 浴びた南風(なんぷう) 会津浪漫

さあ、お腹を満たしたところで会津鉄道の旅は終了です!
ん? まだお昼なのに帰るのかって?
実は今回、本企画初のはしご旅🚶
このまま会津鉄道を南下して、次の野岩鉄道の鉄印を入手しに向かいます🚃
野岩鉄道編も乞うご期待!

鉄印制覇まであと33社!

🚉それではまたお会いしましょう🚉