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【個人的みどころ】FC町田ゼルビア 2023年開幕節 ベガルタ仙台戦

みなさまご無沙汰しております。そして開幕あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ガラガラポンのオフシーズン

さて、選手もスタッフもフロントも、いろんなところが入れ替わってガラガラポンの2023シーズンです。

チームとしての継続が切れるのは相馬さんからポポさんになった2019年以来ですが、こういう切り替わりの時期というのは、次のチームがどういうものになるか、まったく見通せないので、どうしても「様子を見てみよう」的な経ち方になってきますね。

2019年末オフの焼け野原感は途方も無い気持ちでしたが、今回はシーズン終了後早々からチームが怒涛の変容ムーブを打ち出していたこともあり、あの時ほどの終わり感はありません。

今季ほど選手をぶんどりまくってると去年みたいに「相手チームにリスペクトを」なんて掲げて考えていくのもやや無理があるし、なにより相手のこと以前に自分たちが未知数すぎて結局「様子を見てみよう」以外にない。。。

今回の試合について現状思ってたことの大半は郡司さんの雑談ラジオで語り尽くされてる気もするのですが

とりあえず明日の試合に関して見ていきたいポイントをいくつか記録に残しておこうと思います。

守備の徹底

個人的には4バックがベースだろうと思っています。4231 ないし 442。
3バックで守備を徹底の方向でチームをまとめれば基本的には前にエネルギーをかけづらいと思うので。
エリキ・デューク使えばウンコ守りからのロングボール速攻も、それはそれで成立しそうな気もしますが、その辺は相手を見ての判断か。

もちろん状況によってサイドの上がりも多々あるでしょう。
後ろが前を追い越す動きが多いことは選手や練習レポートでも話題に上がっているので、誰かが上がった時に空いたスペースを、周囲の選手がケアできることも重要になる。チーム全体で堅固に、時に柔軟にスペースを埋める動きをどれだけ徹底できるか。ワンチームでの意識統一が重要になります。

黒田さんも昨シーズン低迷の反省、問題点の振り返りからチーム構築の検討をしているとのことなので、青森山田の一般的な試合運びを考えても、昨期相次いだ後半ラスト15分での失点なんて、とてもではないが許容するはずがない。

ゴールを隠す守備をどれだけ徹底できるか、90分チーム全体の集中力を保つ、保てるような交代策も期待されます。

臨機応変の戦いの中で選手の個性を引き出せるか

2021年、第100回高校サッカー選手権での青森山田なんかは特に顕著ですが、ビシビシとした規律のある守備の一方で、宇野禅斗や松木玖生がそのチームのルールに縛られていたかというとまったくそんなことはなかったように思います。

むしろトランジションのタイミングでリズムの変化を産んでいたのは、選手個人の判断による機を見た勇気を持った飛び出し、前へのチャレンジでした。

禅斗のゼルビア加入が決まっていたので、それなりに自分事として青森山田の試合を追って見ていたので覚えていますが、個人の判断がチームの戦い方として正しく機能するよう整理されていた点は、この時のチームの特徴にも感じました。

昨年公開されたインタビュー記事でも、ひとつの理想像としてこの時のチームを黒田さん自身が上げているので、やはり、2021年の青森山田はひとつの雛形、ベースモデルとしてイメージがあるのかなという気がします。

また「チームとしての戦い方の中でありあまる個を活かせず殺してしまった」というのは、まさに2021年ゼルビア失敗の要因そのものでもあります。

ある種、ゼルビアとしても黒田さんとしても、なにがチームに必要かという部分で、そもそもビジョンを共有しやすい部分はあったのかもしれません。

那須さんyoutubeで公開されている練習風景はとても興味深かったです。
金明輝さんも山中コーチも、選手自らの判断で考えてプレイすること、またプレイの結果生まれた状況に対して、攻撃者も守備者も状況を見てのアクションを引き出そうと、いろいろな声掛けをしている印象がありました。

昨期終盤の惨状を思えば、とにかくピッチの上でいきいきとした選手が見たい。明日の答え合わせが楽しみです。

変容する町田

サッカーについてというよりチームと町田についての変容、どう変わっていくかという部分について。

開幕直前にして、オフィシャルクラブパートナーの加入が凄い。本当に凄い。天空の焼肉シート気になりすぎる。消防法的に大丈夫なの?w

南町田クランベリーモールに続いて、町田駅前の東急ツインズがクラブパートナーとなったのは胸熱ですね。象徴的意味合いが重くてエモい。
町田を通る路線を持つ2大盟主・小田急と東急がひとつになってゼルビアを支援してくれれば、町田の風景は変わっていくはず。

ゼルビーLINEかわいいよね
おじさまどいてというのはちょっとアレだった

特大ポスターはちょっとまだ見に行けてないのですが、町田駅にはたまたま行ける機会あったんで、開幕ポスタージャックは見てきました。

町田を変えようというフロントの強い気持ちを感じる。

この辺はこれから読んだり見たりしますが、露出量がすごい。

いままでの日常が変わっていく不安を越えて、町田に目を向けさせる ではなく、注目の集まる話題が町田にある に変わっていく、そういう期待感が上がってくる。

要するに、ただただ、楽しみなんだなって気づいた。

ベガルタ仙台について(新加入を中心に)


さっかりん http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/team/?team=%C0%E7%C2%E6&sort=position より引用

林彰洋の加入は、チームの安定感向上につながりますね。
青森山田の郷家vs黒田監督の師弟対決という側面も。

フォギーニョ、氣田、遠藤康、中島あたり筆頭に昨年からとにかく選手の質がJ2越えしているので、いきなりクライマックス的な相手ですね。
このチームと最終節もやるのかーと思うと、なかなか大変そう。

昨年後半から続いて、伊藤彰監督なのと、そもそも昨年原崎監督での立ち上げから戦術的に整理されたサッカーを志向している部分が継続している(原崎さんヘッドコーチについているし)ので、やりたいサッカーの仕上がりで言えば明らかにベガルタが上でしょう。

どうあれ、今季の町田がどう変化していくのか、正しく新しい町田の姿を表現できるか(ベガルタとしては、未知の町田の戦い方をしっかりキャッチアップして状況解決に持っていけるか)が勝負のカギになりますね。

まとめ

と、ここまで書いて楽しみにしておきながら、すこし家族の体調不良が発生しました。。

医師にかかって判断次第ですが、行けてもソロ参戦になりそうです。
家族みんなで行きたかったんだがなぁ…。

まあいろいろあるけども、ともあれ試合楽しみです。
J1優勝を目指して、全力で戦いましょう。共闘!

2/18 20:00 追加 開幕戦直前のゼルビア関連記事・メディア

黒田監督、原フットボールダイレクターのインタビュー。めちゃくちゃ詳細でサポ的には必読記事。無料でこれ公開されちゃうか、、。

ちょっと一部内容リスキーさすら感じる解体動画。
でも「わかってても防げないレベル」をチームは目指している(というかそうでないと勝ち抜けない)と思うのでまあ良いのかも。

みんな大好きゼルアル。きょう一日いろいろ見たけどこのコンテンツだけ圧倒的に癒し力高いw サトミツさんの予想のボランチチョイス攻撃志向強め。

GERAの後編も聴こう。

郡司さんマッチプレビュー。これだけ払って惜しくない有料WEBマガジンはない。
推しチームだからの贔屓目あれど、取材によるエグりの深さと配慮は、タグマの中でもそうそうないクオリティな気がしている。

開幕節の勝利は、これからのムードをだいぶ左右するので、どうにか勝っておきたいなー。

町田駅を何度でもジャックできるぐらいに盛り上がってほしい。

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