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ヨーロッパ旅行(ドイツ編⑤)

3日目はディセルドルフで始まった。

昨日、フランクフルトでサッカー観戦をして、そのまま高速列車に乗り、ディッセルドルフに行き、ホテルに泊まった。

私はディッセルドルフに観光目的ではなく、北上するための移動拠点として寄ったので、どのように過ごすかを全く決めていなかった。

唯一決めていたのは日本書を売っている高木書店に寄ることだった。

旅行用に用意した5冊の文庫本をすでに3冊読み終えていたので、高木書店で補充しようと考えていたのだ。

しかし、その高木書店も日曜日のため営業をしていなかった。 

日曜で閉まっていた高木書店

10時の時点でやることがなくなった私はとりあえず散歩をすることにした。

目的地も決めずに適当に街を歩く。

すれ違い人の5人に1人くらいが日本人で、さすが日系企業の駐在拠点なだけあるなと思った。

ディッセルドルフ中央駅付近のインマーマン通りには日本人街なるものがあり、ラーメン屋や焼鳥屋、日本食品を扱うスーパーが集まっていた。

ガイドブックでもよく紹介されている麺屋匠


私の住む京都のお店も
北海道料理も!

私はその通りにあった、ラーメン屋の「takezo」で辛醤油ラーメンを食べた。

久々の日本食が嬉しく、「kaedama」まで注文してしまったので、太ること間違いなしだ。

ふと、店内を見渡すとたくさんのドイツ人の方が、美味しそうにラーメンを啜っていて、私は少し感激した。

こうやって異国の地で、日本にまつわるものを見ると嬉しいし、しっかり現地の人たちに受け入れられているのを見ると私も日本人として誇らしい気持ちになる。

異国の地で活躍する日本料理店に携わってる方々、本当にリスペクトです。

こうして、束の間の日本食を楽しんだ私は、ディッセルドルフを後にして、ハンブルクに向かうのだった。

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