hidaro_1111

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僻地にて #1

6月第1週土曜日の明け方、私は千鳥足でワンマン電車に駆け込んだ。プシューとドアが閉まる音を車内で聞いて私は安心した。1時間に一本しか電車がないので、次を逃すと大変なことになる。都会と比べて電車一本の重みが全然違うのだ。新卒の初期配属で僻地に飛ばされて2ヶ月、私は早くも限界が来ていた。 毎朝の出勤時に通るどこまでも続く田んぼ道にも、勤務時間中にお局達が噂話に花を咲かせまくっている職場環境にも、田舎育ちの課長の訛りにも私は嫌気がさしている。就活時に何も考えずに大企業を手当たり次

    • 好きな歌詞集②

      ①キミの夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで走ってきた Funny Bunny the pillows ②この世に要らないなんてない この後に及んでも欲張り タリナイ SOUTH BLUE ③ああ戦いにこだわって 敗れ行く定めでも 移ろうこの世間にゃ ズレてる方がいい ズレてる方がいい エレファントカシマシ ④forever young あの頃の君にあって forever young 今の君にないものなんてないさ forever young

      • スーパースターじゃなくてもいい

        オンライン研週も佳境に入っており、グループプレゼンを明日に控えている。 技術を売りにしてる会社に事務系で採用されていることもあり、私はグループワークでの議論についていくことができない場面が結構多い。 議論で生じた疑問点は極力質問するようにしているが、その度にチームのペースを乱しているような気がしてならない。 私なりにアイデアを提案するものの、製品知識を用いて論破されたりすることもあるので、私は常々足手纏いだなあと感じてしまう。 (ちなみにグループのメンバーはとても優し

        • 卒業式②

          無事卒業証書を貰った私は、写真を撮るために友達と合流した。 憩いの広場で、集合してとにかく写真を撮りまくる。 仲良いメンバーはもちろん、一回生の頃に何度か誘ってもらったフットサルサークルの人達、一回生の頃中国語で一緒だった友達などと写真を撮った。 それでも30分で、撮る相手がいなくなった。 仲良い友達達と顔を見合わせて、「もっとたくさん友達作ればよかった。」と笑い合った。 多くの学生が写真撮影を継続してる中、私とAは早々にたまり場であるSの家に避難した。 ワイワイ

        僻地にて #1

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        • ヨーロッパ一人旅
          17本
        • 好きなフレーズ集
          7本
        • W杯
          8本

        記事

          最近の楽しみ

          社会人の休日はあっという間に過ぎ去っていく。 先週末は家電を選んだり、 友達と呑みに行ったりと充実していた。 楽しい時間は一瞬で過ぎ去る。 気がついたら日曜日の23時だった。 私は布団の中で、「本も読めたかったな」「映画も見たかった」などの週末やり残したことが頭に浮かんでいた。 もっと週末の過ごし方を考えた方がいいのだろう。 仕事もプライベートも充実した社会人を送りたいものだ。 そんな私にも最近週末の楽しみができた。 ブラウブリッツ秋田の応援である。 ブラウブリ

          最近の楽しみ

          何者でも生きているの

          最近、お酒の席で「人生は、、、」なんて語ってしまう老害予備軍になってしまっている時がある。 なんでそうなってしまったのかを考えてみたのだが、間違いなく父親の影響だと思う。 なぜなら、私の父は毎日のように仕事に帰ってお酒を飲んでは、つまらない政治家批判や手垢に塗れた努力神話を熱弁しているのだ。 私は酔った父の姿を何十年と目にしてきたので、無意識に彼のような振る舞いをしてしまっているようだ。 幼少期から反面教師にすることを心に固く固く誓っていたのにも関わらず。 父の他に

          何者でも生きているの

          社会人デビュー

          新社会人の朝 今日は4月3日、月曜日。 先月卒業した多くの学生たちの社会人生活が始まる日である。 私も静岡で1週間の対面研修があるため、5時半に起きた。 大学生活で一度も5時台に起きたことのなかった私にとって社会人最初の難関である。(5時に寝たことは数えられないくらいあるが) 春休み中に生活習慣が治せなかったので、昨日もなかなか眠れず結局いつも通り1時に寝てしまった。 眠い目を擦りながら、私はシャワーを浴びて、スーツに着替える。 スーツを着ると怠惰な私ですら身が

          社会人デビュー

          学生最後の日

          朝9時半に起きるとスッキリのラスト放送がやっていた。 スッキリは物心ついた頃から今まで、我が家の朝には欠かさない存在だった。 加藤浩次さんの物怖じしないコメントが痛快で、何よりカッコよかったので、私はスッキリが大好きだった。(最後の最後で不祥事があったことが残念ではあるが) 4月から加藤さんのハスキーボイスを聞けない朝が始まるなんて考えられない。 そのくらい私にとって当たり前の存在になっていた。 そんなことを書いていたら、加藤さんに「スッキリ見れるの当たり前じゃねえ

          学生最後の日

          好きなフレーズ集⑩

          ① 僕は実に膨大な、ほとんど天文学的な数の負け試合を目撃し続けてきた。言い換えれば「今日もまた負けた」という世界のあり方に、自分の身体を徐々に慣らしていったわけだ。 一人称単数 村上春樹 ② ただ、たりないこと、傷を受けてきたことはどうしても肯定したい。「たりなくてよかった」と胸を張って言いたい。 ナナメの夕暮れ 若林正恭 ③好意は、早く伝えた方がいい。だってすぐに消えてなくなる。 20代で得た知見 F ④ 好かれたいという気持ちと、自分は自分、誰に何を言われても気

          好きなフレーズ集⑩

          卒業式①

          「行ってきます」と両親に挨拶をして家を出た。 小学生から大学生までの16年間、当たり前のように続いていた学生生活が今日で終わる。 いつものように最寄り駅まで歩き、いつものように阪急電車に乗って大学まで向かった。 これで最後だと噛み締めながら。 そして、いつものように北九州出身のSの家に足を運んだ。 4年間通いに通った私の知ってる彼の部屋はそこにはなく、ベットや家具、家電のない6畳の部屋だった。 引っ越しの荷物が散乱しており、部屋が散らかっていることだけは以前と変わ

          卒業式①

          卒業前夜

          タイトルからわかる通り、明日は私が4年間通った大学の卒業式がある。 あっという間の4年間だった。 高校の3年間よりもずっとずっと一瞬で過ぎ去ったような気がする。 歳を取るにつれて一年の体感速度が速くなるって本当なんだ。 私はさきほど、朝井リョウさん原作の「少女は卒業しない」を見に行ってきた。 廃校になる学校で卒業を迎える4人の少女がそれぞれが抱える悩みと向き合い、前に進んでいく物語だ。 原作も読んでいるので、話の大枠は知っていたけれど、何箇所か変更している部分もあ

          卒業前夜

          ポジション

          先日、高校時代のサッカー部で集まってフットサルをした。 私にとって2年ぶりの再会だった。 参加者のほとんどがフットサルやらツーリングやらスノボやら飲み会やらで定期的に集まっているので、私だけが異分子のような存在だった。 今回参加しようと思ったのは、みんなと会うのはこれが最後の機会かもしれないと考えたからだった。 私は来年度から東北地方で就職する。 そして、関西に支社がほとんどないので、関西に戻ってくる可能性も少ない。 それに加えて、私の父もそろそろ転勤する時期なの

          ポジション

          卒業確定

          秋学期のテストを終えて以降、学生生活最後の春休みを満喫していた私だったが、ことあるごとに成績発表のことがよぎっていた。 まだ卒業が確定したわけじゃない。もし卒業できなかったらどうしよう? 楽しんでいる時こそ、ネガティヴ感情が私の肩を叩いて、その度に私は不安になった。 テスト用紙に名前を書き忘れてたらどうしようとか、的外れな答えをしていたらどうしようとか考えれば考えるほど、私は卒業できない気がしてきた。 もし卒業できなかったら、もう一度就活をやり直さないといけない。

          卒業確定

          ベトナム珍道中【vol.1】

          関西国際空港にて 前日泉佐野のホテルに前泊した私と友人(以後Yと記す)はホテルのバスに乗って関西国際空港に到着した。 私もYも海外旅行経験が乏しいので、時間に余裕を持って行動することを心がけた。 私たちの乗る飛行機はベトジェットエア!! 安さが売りのLCCである。 ただ口コミはあまり良くなく、とにかく座席が狭いらしい。 私もYもが体格が良い方なので、5時間のフライトが大変だろうなぁ。 チェックインを難なく通過した私たちだったが、いきなりアクシデントに見舞われる。

          ベトナム珍道中【vol.1】

          好きなフレーズ集⑨

          ①羨望や嫉妬はいつだって、そうなれたかもしれない自分を打ち消すための毒ガスだ。 どうしても生きてる 朝井リョウ ② 理由とか原因を他人に紐づけてると人生がどんどん不自由になる。 スモールワールズ 一穂ミチ ③ みんな多かれ少なかれ、諦めムードが出てくるじゃないですかあ。大人になると butter 柚木麻子 ④ 人間ってのは失わないと、ことの大きさに気がつかない。 オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎 ⑤ きっと時には生き急ぐ事も必要だ。 蛇にピアス 金原ひとみ

          好きなフレーズ集⑨

          ベトナム旅行に行きました。

          3月1日から3月6日の間、友達と二人でベトナム旅行に行ってきた。 中学のサッカー部でチームメイトで、高校時代も月一くらいの頻度で会っている私の良き理解者だ。 大学になってからも一緒にジムを通ったり、ランニングしたり、飲み会に行ったりと多くの時間を共に過ごした。 この4年間で、一緒に下呂温泉に行ったり、富士山に登ったりした私たちだったが、卒業旅行は海外に行きたいねと話し合っていた。 ベトナムに行き先を決めた理由は飛行機が安くとれたの一点のみで、特に行きたい場所がなかった

          ベトナム旅行に行きました。