最近の楽しみ
社会人の休日はあっという間に過ぎ去っていく。
先週末は家電を選んだり、
友達と呑みに行ったりと充実していた。
楽しい時間は一瞬で過ぎ去る。
気がついたら日曜日の23時だった。
私は布団の中で、「本も読めたかったな」「映画も見たかった」などの週末やり残したことが頭に浮かんでいた。
もっと週末の過ごし方を考えた方がいいのだろう。
仕事もプライベートも充実した社会人を送りたいものだ。
そんな私にも最近週末の楽しみができた。
ブラウブリッツ秋田の応援である。
ブラウブリッツ秋田は、私が来月から住む秋田にあるサッカーチームで、J2に在籍している。
かねてから秋田は娯楽が少ないということを多方面から聞いていたので、私はJクラブのサポーターになろうかなと思い、ブラウブリッツ秋田の試合を見始めた。
初めて試合を見た私は、秋田の泥臭いサッカーに魅了されてしまう。
強固な守備が強みのカウンターサッカー。
フィールドプレイヤー全員の徹底したハードワーク。
みんなの走力が落ちないから、守備で味方同士の距離感がよく、相手チームは攻めあぐねる。
攻撃は殆どパスを繋がず、前線にロングボールを蹴り込むスタイルだ。
マイボールになればとにかく、ツートップの選手めがけてボールを蹴る。
ボールが収まれば、そこから攻撃を組み立てる。
ボールが収まらなければ、高い位置から守備を始めてショートカウンターを狙う。
90分間を通して彼らのスタイルは全くブレない。
だからこそ、僅差のゲームを制して現在4位にいるのだろう。
彼らは自分達の出来ること、出来ないことをきちんと把握しているように思える。
出来ないことをやろうとして、失敗するのではなく、出来ることを徹底することで勝利を目指しているのだ。
この姿勢は私たちも学ばないといけないように思える。
彼らのプレーする姿はピッチ上で、私に雄弁に語りかけてくる。
「今あるものでしか戦うことはできない。今できることをし続けろ」と。
私は彼らのプレーから勇気をもらっている。
彼らのようになりたいとも思う。
来月には私もサポーターとして、ソユーススタジアムでチャント(応援歌)を歌っているだろう。
生で彼らの試合を見るのがとても楽しみだ。
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