見出し画像

ヨーロッパ旅行(ドイツ編⑥)

旅行4日目。

9時過ぎにハンブルク中央駅付近のホテルを出た私は、メンケベルク通りという大通りを通り市庁舎を目指した。

朝早いということで大通りだけれど、人は少なくひっそりとしていた。

ホームレスが割とたくさんいたし、ゴミが結構散らかってたので結構治安が悪いのかもしれない。

市庁舎についた。ティファニーブルーの屋根や塔がとても美しい。屋根や窓と窓の間にはたくさんの像が並んでいた。

デカすぎてスマホのカメラでは収まりきらなかった市庁舎

現在この市庁舎は、ハンブルク州の議事堂としても使われているらしい。

市庁舎を後にした私は、世界遺産であるチリハウスに向かった。

チリハウスに向かう道中で寄ったパン屋さんでは、クロワッサンとカプチーノを購入した私が繰り出した渾身の「Danke」を店員さんに華麗に無視され、少し気を悪くした。

そんなこんなでチリハウスに着いた。

とても鋭い外観をしているチリハウス

建築家のフリッツ・ベッカーが設計したこの建物は、世界的な国際商業都市のハンブルクを象徴するような存在らしい。

鋭い部分がとても印象的だけれども、横の長さもとても長く、200メートルもあるらしい。

建築に疎い私は正直のところ、「すごい尖ってるなぁ、尖ってる人が作ったんだろうなー」程度しか感想をもてず、感性が豊かじゃない自分を呪いたくなった。

そのお次は運河沿いにある倉庫街。

倉庫街といえば、横浜の赤レンガ倉庫が真っ先に思いつくけれど、正直ハンブルクの倉庫街とは全然比べ物にならないことを思い知らされた。

世界最大級とも言われるハンブルクの倉庫街

赤煉瓦で統一された建物がどこまでも続いていて、とても美しい。

たくさん橋があり、私はいろんな橋の上から写真を撮っていた。

橋を渡っている最中に私の頭の中で「ロンドン橋落ちる、落ちる、落ちる」という縁起の悪い曲が流れていたが、杞憂に終わった。

こんなにレンガ街が美しいのに、横を流れるエルベ川がすごく汚いのがちょっと残念だった。

(ポケモンでいうと、ヒンバスが生息してそうだ。)

お昼は市庁舎を眺めながら、ケバブとビールを堪能した。

私はハンブルクを代表する銘柄の「HOLSTEN」を飲んだ。

苦味が私の好きなアサヒスーパードライに似ていて、美味しかった。

ベンチに座りながらケバブに齧り付いていたのだけれど、具を地面に落としまくっていたので、鳩がたくさん私に寄ってきてはと使いみたいになっていた。

鳩使いの私

腹ごしらえを済ました私は、ビートルズ広場があるレーパーバーンに鉄道で向かった。

レーパーバーンは歓楽街なこともあって、これまで訪れたドイツのどの場所よりもゴミが多くて、汚い街だった。

そこにこじんまりと置かれているビートルズのオブジェ。

ビートルズ広場

少し寂しすぎないかと思う気はするものの、ここからビートルズは大きくなったんだと思うとちょっと感慨深い。

ハンブルクは見応えあるところで溢れていて、とても楽しむことができた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?