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💔ウマ娘を知らないで書く【ライスシャワー】

 「今年だけ、もう一度頑張れマックイーン!」
 
それはダメだよ杉本清さん…って今はそう思うけど、当時は【関東馬vs関西馬】が激しくて、ブルボンの3冠を阻止したライスは想像を絶するヒールだった。
 デビューは新潟の芝1000って言っても、今の千直ではなく右回り。稀代のステイヤーが1000メートルでデビュー?と思うかもしれないけど、あのナリブーだって確か1200だビューだったはず。よくあったし、ライスは勝ったけど負けても折り返しの新馬戦(わからない人は調べてね)があったし。で、この時の馬体重が446キロ、これは覚えておこう。で、新馬戦と芙蓉Sを勝って3戦2勝でスプリングSに向かった。で、ここでミホノブルボンと初対面。ビビっただろうなぁ、ライス。栗毛で筋肉の鎧を纏ったブルボン。黒鹿毛で細身のライス。この時のタイム差は1.6秒。

〈マヤノペトリュースとの死闘〉
 
で、皐月賞は1.4秒差。ダービーでは0.7秒差の2着となんと!!差を半分に詰めているのだ!さらにダービー馬ミホノブルボンの遥か後ろで、マヤノペトリュースと壮絶な叩き合いを演じていたのだ。この時の馬体重は生涯最小タイの430キロなのだ。黒いからさらに細く見えるのよ。

 そして、京都新聞杯ではブルボンと0.2差に詰めより、菊花賞でついについに勝つ!今、冷静になると単勝730円はついた気がする。「マーク屋」「黒の刺客」「ヒール」とかぐちゃぐちゃ言われたけど、菊花賞で勝ったから、ブルボンの「8戦7勝2着1回」書き方によっては(7・1・0・0)ってかっこいい感じになったと思ってる。
 で、前記したマックイーン3連覇を阻むわけだけど、4歳初戦の目黒記念が446キロ、日経賞が442キロ。ともに連には絡んでるんだけど、これじゃマックには蹴てないと踏んで猛トレーニングで天皇賞(春)は最小タイの430キロ。なんだっけ?C Mのキャッチ「研ぎ澄まされた漆黒の体に魂が宿る。ヒールかヒーローか」とかなんとか…ま、そんな感じ。
 そのあとはスランプになったけど、ブライアン離脱の天皇賞で復活。「ブライアンいても勝ってたし!」が当時の居酒屋では合言葉だった。おれもそう思う。

で、(後略)。
 
 ちょっと前まで、春の天皇賞は血統表にリアルシャダイ見つけたらあたり的な風潮あったけど、ライスが種牡馬になっていたらまた変わってた。スピードもあったし。返す返す、阪神と京都の改修のタイミングって変だよな。今年も宝塚は淀だし。
 
個人の感想なので怒らないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回はどの馬にしよーかな。

父  リアルシャダイ
母  ライラックポイント
〈主な勝ち鞍〉
菊花賞、天皇賞(春)

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