最近の記事

『ダイアローグ 対話する組織』〜対話で対立を解決する〜

こんばんは、ゆきおです。 最近雨の日が多く、ちょっとずつ梅雨が近づいてきましたね☔️ さて、皆さんの職場で対立が起きてしまうことってありますか? 僕の現場では日常茶飯事です!笑 今回は、中原淳先生と長岡健先生の著書です。 従来の情報伝達型のコミュニケーションの限界と、 新しい「対話」重視の組織についての内容が書いてあります。 対話を学ぶことにより、 異なるバックグラウンドを持つ者同士が対立して終わるのではなく、 協力できる土壌を育むことができます。 答えのない時代の組

    • 『最軽量のマネジメント』〜理想のマネージャーをあきらめる〜

      こんばんは。 GWも終盤ですね。 皆さんはゆっくりできましたでしょうか? さて、皆さんも仕事の場面で、 「完璧」を求められることが多々あると思います。 建設現場でも、品質も安全も工程も全て満たし、 毎日の現場巡視もこなしながら書類も作成し、 さらには残業も減らす…。 冷静に考えるとものすごい仕事量です。 マネージャーの仕事も同様に、膨大な仕事量だと思います。 そこで、手一杯になって潰れてしまう前に、 完璧なマネージャーを「あきらめる」ことからスタートしてみましょう。

      • 『〈叱る依存〉がとまらない』〜叱るは無意味!?〜

        おはようございます! GWまで残りわずかですね! 今年もコロナ禍で行動が制限されますが、 その中で最大限楽しみたいですね! 今回は、指導や教育における「叱る」の位置付けについて、改めて学びたいと思います。 文章だけだと難解なので、イラストにまとめてみました! 叱ることは「学び」のシステムとは無関係で、 さらには依存性もあることが理解できます。 ①「叱る」の効果 まずは、叱ることによって起こる脳の動きです。 叱ることで引き起こされるのは、苦痛などのネガティブな感情です。

        • 『1年目から現場で稼げる建設職人を育てる法』〜令和時代の職人像〜

          こんばんは、ゆきおです。 やや久しぶりの投稿になってしまいましたが、 気を取り直して続けます!!! 今回は、兼ねてから興味のある人材育成関連の書籍で、職人上がりの経営者の方の著書です。 最近の潮流を押さえて新しい職人像を切り開こうとする考え方が素晴らしいと感じました! 著者の哲学と、印象に残った取り組みを2つ紹介したいと思います。 少子高齢化で働き手が減り続ける日本で、建設現場の職人不足と減少率は大きな社会問題の一つです。 以前のように若手に対して厳しく接し、生き残った者

        『ダイアローグ 対話する組織』〜対話で対立を解決する〜

        • 『最軽量のマネジメント』〜理想のマネージャーをあきらめる〜

        • 『〈叱る依存〉がとまらない』〜叱るは無意味!?〜

        • 『1年目から現場で稼げる建設職人を育てる法』〜令和時代の職人像〜

          『16歳からのはじめてのゲーム理論』〜経済学に目覚める! その①〜

          こんばんは! 日中はだんだんと暖かくなってきましたね! それでも油断しないように体調管理はしておきましょう…。 自分は経済学部ではなかったのですが、 大学生の時に実験の被験者になったことがあります。 その時の実験のテーマがゲーム理論でした。 当時はよく分からなかったのですが、なんだか面白そう!と思っていました。 急にですが、ちゃんと経済学を学んでみよう!と思い立ち、 今回はその入門となる一冊をレビューします。 人もネズミも、理由があって行動する。 急にネズミが出てき

          『16歳からのはじめてのゲーム理論』〜経済学に目覚める! その①〜

          〜ビジョンの描き方 その①〜『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』

          こんばんは! 雨が降っていますね…花粉症の僕にとっては恵みの雨です。笑 前回、リーダーシップには欠かせないビジョンの話をしましたが、 今回はいかにしてビジョンを描くのかを考えていきたいと思います。 山口周さんの論はどれも納得感が非常に高いものばかりです。 〜「サイエンス」の時代から「アート」の時代へ〜 まず第1章では、サイエンス偏重の現代のビジネスを批判しています。 自分が一番納得できた根拠は、「差別化の喪失」です。 経営学の進歩やコンサルティングファームの隆興により、ビ

          〜ビジョンの描き方 その①〜『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』

          『ゼロから考えるリーダーシップ』〜その② リーダーシップを育む〜

          こんばんは! 新年度も始まり、気持ち新たに仕事に臨んでおります!!! 今回は、『ゼロから考えるリーダーシップ』の続きです。 リーダーシップがいかにして育まれるのかを、 自分なりに理解したいと思います。 chapter3では、宮本武蔵の『五輪書』を引き合いに出し、 1つの才能を大事に育てていくことの重要性を説いています。 髙橋潔先生は、苦手ではなく得意に集中して伸ばすと言う考え方を大事にしていらっしゃるようです。 chapter1では、サマーキャンプによるアメリカのリーダ

          『ゼロから考えるリーダーシップ』〜その② リーダーシップを育む〜

          『ゼロから考えるリーダーシップ』〜その① リーダーシップの分類〜

          こんばんは。 日に日に暖かくなり、桜も綺麗に咲いています🌸 さて今回は、経営学の髙橋潔先生著『ゼロから考えるリーダーシップ』を読みました。 自分はマネジメントやリーダーシップを学ぶために現場に行きました。 この本を通じて、リーダーシップとは何かを考えたいと思います。 〜マネジメントとリーダーシップの違い!?〜 まずchapter2で引用を用いて、両者に違いをはっきりとさせています。  マネジメント:問題解決・集団主義・管理統制  リーダー:問題発見・個人主義・エリート意

          『ゼロから考えるリーダーシップ』〜その① リーダーシップの分類〜

          ✨お気に入りの一冊✨ 『心の処方箋』

          おはようございます! 今日は仕事で大変早起きをしました。 眠たいです…早すぎて得はできませんでした笑 さて今日はお気に入りの一冊をご紹介します。 僕が本を好きになったきっかけでもあります。 辛かった時に読んで、河合隼雄先生の心の広さと人間を見つめる眼差しに、心が救われました。 この本の例にあるように、自分も大学受験を終えて、しばらく勉強が手につかない時期がありました。 そこで思い切って、バイトやサークル活動でエンジョイしてみようと思い、 1年半ぐらいでしょうか、力の限り活

          ✨お気に入りの一冊✨ 『心の処方箋』

          『書く仕事がしたい』〜その② 良いものを創る関係性〜

          おはようございます。 花粉症が相変わらず辛いです…。 さて、今日は佐藤友美さんの『書く仕事がしたい』の後編です。 今回は”Think15”に注目して記事を書きます。 〜まずは相手との良好な関係性を創る〜 ライターの仕事では、お互いが気を遣わずに、言いたいことを言い合える関係性を、編集者と築くことが重要だとあります。 そこで初めて良いものを創ろうと協力しあえると…。 「お互いが気を遣わずに」と言うのは、 ただ何でも言いたい放題と言うことではありません。 どのようなコミュニ

          『書く仕事がしたい』〜その② 良いものを創る関係性〜

          読書会初参加!? 〜聞くこと・話すことで深まる学び〜

          こんばんは、ゆきおです。 今日は本の感想ではなく、読書会に参加してきた話をします! (なんか宣伝っぽくなってしまうと嫌なのでどこの読書会かは伏せますね…) 今まで本当に読むことしかしていなかったので、 noteに「書く」だけでなく、 読書会で「聞く」そして「話す」こともしようと思い、参加にいたりました! インプッターからアウトプッター目指しております笑 参加してみた感想としては、 筋金入りの読書家から趣味として好きな方、 アカデミックな方や芸術好きの方など、 本が好きと言

          読書会初参加!? 〜聞くこと・話すことで深まる学び〜

          『書く仕事がしたい』〜その① 仕事との向き合い方を学ぶ〜

          こんばんは、ゆきおです。 noteを眺めていたら、この本が目につき、 速攻で本屋さんに行き購入しました!笑 ということで、今回は佐藤友美さんの『書く仕事がしたい』の感想です。 さとゆみさんの、がむしゃらで研究熱心な姿に圧倒されました! 〜「書き終える」そしてまた「書き続ける」〜 書く仕事をするためにはまず、 『文章を書いて原稿料をもらう人になる』と覚悟を決める。 そして、とにかく締切に間に合わせて提出する。 これが書くという仕事だと…。 非常にグッとくるチャプターでし

          『書く仕事がしたい』〜その① 仕事との向き合い方を学ぶ〜

          初投稿!『LIFE SIFT 100年時代の人生戦略』

          はじめまして。 ゆきおと申します。(詳しくは自己紹介で!) note初投稿します。 よろしくお願いします! 恥ずかしながら最近読みました…汗 ご存じの方も多いと思いますので、 書評や解説ではなく純粋な感想を書いていきたいと思います。(解説なんて僭越すぎる…笑) 人生が3ステージの時代から複数のステージを経験する時代へ。 第6章にて新たに誕生するであろうステージが解説されています。 「今の自分はまさにエクスプローラーだ…」 読んですぐに思いました。笑 現場監督という仕事

          初投稿!『LIFE SIFT 100年時代の人生戦略』