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Twitterでイイネをくれるアーティストは誰だ -who shooted my heart-

「好き」を伝えるのは、実はものすごく怖いことだ。
許容されるなら、まだいい。
拒絶されたら、その関係性は終わってしまうだろう。

子供の頃はあんなに気軽に言えたのに、
大人になるほどにその言葉は呪詛のように
強い念が宿っているように感じてしまう。

もっと気軽に
胸に空いた風穴を
撃ち開けられたなら――

世界はもうちょっと、愛をぶち撒けてくれるのかな。


intruducuion

私はTwitterのアカウントを、プライベイト用のともう一つ、
音楽再生履歴だけを延々と流し続けるアカウントを所持しています。

いわゆるnowplayingと添えられるアレです。

いろんな楽曲を流しているので
結構なアーティスト数の曲が呟かれているわけですが
たまにこんなツイートにもイイネ!がつくことがあります。

特に目的はありませんが、強いていうなら
アーティストがエゴサしたときに
「私は聴いていますよ、大好きです」という念を込めています。

伝われ―


というわけで今回は、きっとエゴサで見つけてくれたであろう
研究熱心なアーティストを紹介します。

※結構多いので直近の10アーティストに絞りますね。


本人が確実に読んでくれた、と思うときっと嬉しくなれるので
この方々のファンなら積極的に呟いていきましょう!


①SeanNorth

日本唯一?のケルトボーカルバンド
インストゥルメンタルでは割といるんですが、
女性ボーカルを据えてここまで長く活動しているバンドは
他に知らないです。(居たら是非教えてください)

ヴァイオリン奏者の佐々木久夫の作曲能力が特に素晴らしく
V系バンドのボーカルがソロで穏やかな楽曲を発表する際は
だいたい彼が一枚噛んでます。

アニソンならかなでももこ佐々木李子
JPOPなら小野恵令奈臼澤みさき等にも楽曲提供しているので
集めている方は手元をチェックしてみてください。


②H△G

癒やし系ヒーリングポップロックバンド

アップテンポな楽曲が多いのに聴き心地は癒やしを覚えるという
謎の浮遊感に浸れるシンフォニックポップスが特徴。

ほとんど顔も出さないので
世界観や楽曲の持つ"切なさ"だけに特化したブランディング。

なんだかやたらとスプリットミニアルバムが多く
ORESAMAMiliなんかとは
彼女らがアニソンに至る以前にすでにコラボする先見の明もあり、
追いかけるのが楽しくなります。


③maimie

瑞々しい歌声のシンガーソングライター。

私は主に同時音楽のBarbarian On The Grooveのメンバーである
bassy氏の作品で知りました。

bassy作品は極微量ケルト風ヒーリングバラードだったので
その活動と並行してソロ作品を発表すると
本人は実はかなりのポジポップだったことが判明。

あと全然気づいてなかったのですが【グラブル】のキャラソンである
『キミとボクのミライ』に作詞を提供していたらしい。
同人ボーカリストのアニソン進出は
揃いも揃って作詞"のみ"なのってなんでだろう。笑


④そこに鳴る

カオティック男女ツインボーカルロックバンド

アーティスト本人ではなく、
なぜかジャケット担当のデザイナーがイイネくれる特殊パターン。

音楽性は凛として時雨直系のかき鳴らすタイプのオルタナロック。

最近のバンドらしく自分のルーツは隠さないタイプで
LUNA SEA弾いてみた動画も公開するくらいフットワークが軽い。

ジャケットは実にアーティスティックでジャケ買い推奨。
私はまさに出会いが「ジャケットがかっこよかったから」でした。


⑤仮面ライダーGIRLS

特撮特化ロックダンスユニットアイドル。

秋田知里さんの察知能力が高い模様。

私は特に仮面ライダーは好きでも嫌いでもありませんが
ryo(defspiral)鳴瀬シュウヘイといった
盤石な作曲陣ということで集めています。

PVがどれもかっこよく、前職ではよく監督に
「PVのイメージはこんなです」と説明してました。

……今知ったんですが秋田知里でライブラリ調べたら
【スクールガールストライカーズ】のキャラソンが出てきました。
声優もやってたみたいです。


⑥yucat

エスカトロジカルファンタジーソロアーティスト。

退廃的なコンセプチュアルな連作ミニアルバムが傑作。
音楽性はデジロックで基本4つ打ちなので
ジャケットのとっつきにくさとは裏腹に実は聴きやすいです。

怖がらないで聴いてみてー

また前職の話になるんですが
実はメンバーの一人が彼女のダンサーをやっていて
よく対バンしたいですとせがまれていました。
実現できなかったのが残念です。

そんなの関係なしに音源集めてましたが。


⑦音速ライン

超正統派哀愁疾走ロックバンド。

音速ラインと言えばこの曲でしょう!
と触れ回るくらい一時期めっちゃハマってました。

日本人にしか書けない四季折々自然と都会の匂いが香る美しい歌詞
普遍的で親しみやすい声質が叙情的なロックサウンドに乗り
もうほんと日本人で邦楽が好きで良かったと思えるバンド。

私の中ではもう売れてるバンドだったので
まさかイイネくれるとは思ってませんでした。

邦ロック好きで聴いてない人居ないよね?


⑧Octaviagrace

国産シンフォニックポップメタルバンド。

メタルとは言いましたがサウンド構築が流麗でむちゃくちゃ聴きやすく
むしろアニソン好きな人に刺さりそうな音楽性です。

個人的には女声盤ラルク
ファンタジーとポップさの加減が絶妙でいつまででも聴いてられます。

確かCROSS VEINのメンバーが居たと記憶してますが
どちらかといえばArt Of Gradationの方に近い。

ボーカルの実稀さんの察知能力が高い模様。
Roman so Wordsもむちゃくちゃおすすめです。


⑨かなでももこ

孤高の女性アニソンロックシンガー。

一応【革命機ヴァルヴレイヴ】でデビューしてますが
アニソンタイアップは結局それだけかな?

個人的にはその曲"以外"が好きで
なんと言っても上記SeanNorthの佐々木久夫を中心に
摩天楼オペラ、サイキックラバー
さらに俊龍、霜月はるかとセンス高い作曲陣が魅力。

本人はまったくロック好きじゃなさそうなポワポワ具合なのに。

佐々木久夫だったりe:choのY.O.Uだったり
民族系が得意な人がバンマスを務めるのはなんでだろう。好き。


⑩savage genius

懐かしき王道アニソンユニット。

……だと思ってたのですが
いつの間にかソロプロジェクトに変わってたらしいですね。

というのも、アニソンと認識せずに聴いていたので
全然情報知らなかったのですよ。

長らく新譜を出してなかったのもあり
てっきりもう活動してないのかと思ったら
ボーカルのああさんは今でもぜんぜん歌ってた模様。
失礼しました。

ものすごくファンとの距離が近く
呟いた内容によっては過去の持ち曲になぞらえて応えてくれるので
もしかしたら一番つぶやき甲斐のあるアーティストかもしれません。


Afterword

ちなみに、一番イイネ押してくれる可能性が高いのは地下アイドルです。
メンバー全員からもらえるパターンもありますよ。笑


基本著名な方ほど、
お客さんとの距離感を図り間違えるとろくなことがないので
イイネは期待できません。

いえ、別に私はそれが目的でSNSは利用してませんが
でも、やっぱり反応があると嬉しいものですよね。

本人が反応しなくても
熱心なファンがイイネ・RTしてくれるパターンもあります。

それも
あぁこのアーティストの熱烈なファンはこういう人なのか
という指標にもなるのでそれはそれで楽しいです。


さぁ、みんなも好きな人のことは好きだと声高に叫んで
エゴサした有名人を元気づけてあげようじゃないか!!

私はこれからもここに挙げた方々を聴き続けます。

大好きだーーー



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最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!