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ウェディングカメラマン講座を受講してきました〜最終回 披露宴編 (素人がプロなるための260週の記録)

(第66週)
先日、ウェディングカメラマン講座 最終回 披露宴編を受講してきました。齢50歳過ぎると、知り合い関係の結婚式に呼ばれることもたんと減り、なんとなくこんな感じだったなあと思い出しながら、一連の流れを追いかけていきました。
今回は会議室を宴会場に見立ててモデルさん付きで実習しました。

披露宴の流れはおおよそ、オープニングビデオ(暗転)→新郎新婦入場(スポットライト)→新郎新婦着席(定常照明)→挨拶(定常照明+スポット)→乾杯(定常照明)→ウエディングケーキ入刀(定常照明+スポット)→お色直しで退場(定常照明)→お色直し入場(暗転・スポットライト)→キャンドルサービス(定常照明+スポット)→余興(定常照明)→挨拶(定常+スポット)→来客見送り(定常照明)
という感じ。

今回撮影機材は、仕事用のLumix S5IIx、Lumix S5とSigma 28-70mm F2.8、Sigma16-28mm F2.8にクリップオンはGODOX TT 685IIを使いました。

前回の教会編では、標準ズームにあわせて、遠いところから祭壇を狙うため中望遠のLumix S Pro 70−200mm F4をつかいましたが、披露宴編ではむしろ限られたスペースの会場の中で被写体との距離が取れないので、標準ズームと広角ズームの2台持ちが必要です。
よってウェディングカメラマンのレンズ装備は、最低、広角ズーム、標準ズーム、中望遠ズームの3本が最低必要となります。

一番難しいところは、被写体が動態、静態とあり、さらに光が暗転したり、急に明るくなったりと状況がめざましく変わるところです。

今回は、カスタムセッティングを2パターン事前に用意して取り組みました。
① 静態用
F値4、SS160、ISO Auto、ポートレート、Cモード、瞳AF
②動態用
F値4、SS250、ISO Auto、ポートレート、Sモード、瞳AF
*ISO Autoは上限6400に設定
これをC1、C2に割り当てて、シーンに合わせてカチカチしながら、基本的にはF値で調整(基本開放、までに持っていかずF3.6~F5.6の間でカチカチ)


また、上記に書いたそれぞれのシーンは、繰り返し行われるわけではありません。逃したらそれでアウトです。さらに、本番では来客のスマホ撮影をうまく避けながらポジションをとっていかなければなりません。ケーキ入刀などは絶対落としてはならないカットなので、先に動いてポジションを取り撮影することが必要です。

初心者としてもう一点難しいのは、あまりに撮影以前に考えたり動かなくてはならないことが多すぎて、肝心の撮影に集中できない。
ピント抜けやフラッシュ不発など、使えないカットも何枚もありました。。トホホ。

 式場に頼むと20万円くらい取られるようですが、フリーランスの相場はもっと低くて5〜10万円ほどだそうです。約5時間拘束、200以上のカット納品を考えるとちょっと数万円では厳しい仕事だなあと思いました。
ビジネスとして考えるにはもっと技術が必要+もろもろ要検討だなあという印象で講座終了しました。

これから自分の子供の世代の親戚縁者が結婚を控えていますので、そこで本番トレーニングを積みながら、技術を習得していく所存です。

今日はこの辺で。。。

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