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逃避の散歩 64.墨田区内鉄道駅ラリー

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東武線東あずま駅に来た。

というわけで今回は墨田区。ルートは以下の通り。

東武線東あずま駅→東武線小村井駅→京成線八広駅→東武線鐘ヶ淵駅→東武線東向島駅→京成線京成曳舟駅→東武線曳舟駅→東武線・東京メトロ・都営浅草線押上駅→東武線とうきょうスカイツリー駅→都営浅草線本所吾妻橋駅→都営大江戸線両国駅→JR両国駅→都営新宿線菊川駅→東京メトロ錦糸町駅→JR錦糸町駅

ここから東武亀戸線の線路沿いに進んで行く。2つ目の踏切を渡って最初の角を右。そして突き当たるまで直進し、右に折れてすぐ左に入ると次の駅が見えてくる。快調な出だしだ。

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6分経過、東武線小村井駅前を通過。踏切を渡って左折し、次の踏切前を右折して北上。向島警察署の前を通過して次の向島警察署入口交差点で明治通りに合流したら左折。

次の中井堀交差点を右折し、長い直線の通りを北上する。この通りは「八広はなみずき通り」というらしい。途中で案内標識を見つけて知る。

22分経過したところで都道449号線・ゆりのき橋通りと合流する突き当りを左折。吾嬬西公園を通過すると京成押上線の高架が見えてくる。手前の交差点から「京成電鉄八広駅→」と高架に書かれた表示が見える。

そして高架前に着くと、駅の出入口を案内するゲートと小さい看板がある。念のため奥に入って出入口を確認してみよう。

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30分経過、京成線八広駅入口前を通過。奥に進むと、自転車置き場から横道に出られるようだ。そこから回って32分経過、再びゆりのき橋通りに出て八広小前交差点を通過する。

不思議なことに、背を向けて京成線の高架側を見ると八広六丁目の表示になっている。ここから次の駅はただこの通りを真っ直ぐ進むだけだ。

更生橋という歩道橋を渡る前に空が少し曇り始める。そして、この歩道橋に「国道6号 水戸街道」と記されているのを見て、もしやと思う。ただ、予想があっていれば、この通りは水戸街道ではなく、曳舟川通りだったはず。

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次の交差点で「四ツ木橋南」の表記を、更に左右を見て確信に変わる。以前、浅草から亀有に向かったとき(30回)で四ツ木橋を渡る前に通った日光街道だ。ということは、さっきの更生橋から先は新四ツ木橋に繋がっていて、ここから新四ツ木橋を越えれば確かに日光街道と合流する。

微々たるものだが土地勘がついたのは少しうれしい。そして信号を3つ越えると大きな踏切が見えてくる。ということは次の駅はもうすぐだ。

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45分経過、踏切を渡ってすぐ右側にある東武線鐘ヶ淵駅西口前を通過。向かいにある交番の左横を抜けて突き当りを右折し、最初の丁字路の道路標示が見えたらその角を左折する。

道幅が狭いにもかかわらず、ドラッグストアやスーパーマーケットが並んでいる。突き当りで右前に「軟式野球資料室」という看板のついた建物があるのを確認したら左折し、線路下の歩行者用通路を抜けて線路沿いに進む。

しばらくは駐車場が続くが、「東向島粋いき通り(博物館通り)」という名前の入った街灯が見えてきたら次の駅はもうすぐだ。

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59分経過、東向島駅出入口前を通過。

少し進むと電車の車両が展示されている。この駅に隣接されている東武博物館のものだ。あ、東武博物館の前をそのままスルーしていた。引き返すのも癪なので、そのまま進んで向島消防署前交差点を渡って再び日光街道を横切り、高架沿いに少し進む。

次の高架下に来たところで再び明治通りに合流する。左折して中井堀交差点方面へと進む。曳舟橋通りと交差する曳舟橋交差点で確認しつつまた横切り、次の曳舟駅前交差点で京成線の高架に差しかかり、駅への連絡口の横を抜けて次の駅の出入口へ向かう。

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1時間13分経過、京成線京成曳舟駅出入口前を通過。目の前の横断歩道を渡って右折し、また曳舟川通りに出る。横断歩道を渡って左折すると次の駅の出入口が右側に見えてくる。

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1時間17分経過、東武線曳舟駅東口前を通過。ここでちょうど半分の駅を通ったことになる。駅ビルそのものが病院になっているのは他にすぐ思いつくのは東急目黒線(26回)の大岡山駅くらいだ。あそこは駅の真上に位置しているけど。

また少しだが雲が厚くなってきた。そのまま高架下を抜けて3つ目の信号がある交差点の手前で左折し、路地を進むと東武線の踏切近くに出る。そしてその手前右側に見えてきたのは東武鉄道の本社だ。

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信号のない横断歩道を渡り、その角を右に入ってすぐのところで次の駅が見えてくる。

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1時間26分経過、東武線・東京メトロ・都営浅草線押上駅A3口前を通過。この出入口前には海抜0メートル表示がある。そういえば、最近0メートル地帯ばっか歩いてるな。

今回はこの出入口を見つけたことが大きい。スカイツリーのある側は車通りや人通りが多いので、どうやって押上駅からとうきょうスカイツリー駅周辺の混雑を可能な限り避けて通るかが悩みどころだった。

このまま線路沿いに少し進んだところで道幅が半分以下の路地に入る。そのすぐのところに駅の道案内板があり、次のとうきょうスカイツリー駅へは約280メートルと書いてある。

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1時間30分経過、東武線とうきょうスカイツリー駅北側出入口前を通過。少し手前から工事の仮囲いがされている。

このまま右斜めに仕切られている歩行者用の通路を抜け、曳舟川通りの起点となっているとうきょうスカイツリー駅北交差点の前に出たところを左折して正面改札口のある高架をくぐり、このまま南下して東武橋を渡る。

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今回は平日のせいか、人通りが比較的少ないのはいい。何年か前の春の朝に通り抜けたことがあって、やはり人通りが少なく、開花した桜も相まって雰囲気は悪くなかった。最近は朝に歩かなくなってきたけど、人で混みあう場所の中には朝歩くと人が少なくて心地よく歩ける場所があるので楽しい。

業平一丁目交差点を左折して浅草通りに入り、業平橋を渡る。橋の下は埋め立てられて大横川親水公園になっていて、南側にのびている。信号を二つ越えて三ツ目通りと交差する吾妻橋交番前交差点に差しかかるところで次の駅の出入口が見えてくる。

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1時間37分、都営浅草線本所吾妻橋駅A2口前を通過。

三ツ目通りを横切り、信号のない横断歩道を1つ越えたところで五差路に差しかかる。右は墨堤通り、左は区役所通り、右前は浅草通り、左前は清澄通りになっている。ここは清澄通りを進む。

清澄通りは以前、東京都現代美術館から神田まで歩いた時(37回)に清澄公園前を通過するために横切った道だ。

信号を1つ越えたところで五差路に出る。右前は駒形橋と上野方面で、左前が清澄通りになる。駒形橋を渡るわけもなく、次の駅は清澄通り沿いにあるので、少し長い信号待ちの後に清澄通りへ入る。

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1時間55分経過、蔵前橋通りと交差する石原一丁目交差点を越えたところで横網町公園の正門が見える。園内に入ったことはないけど、「東京都慰霊堂」と刻まれた石柱がある通り、関東大震災と東京大空襲の被害者を慰霊するために作られたことぐらいは知っている。

横網町公園前交差点を越え、第一ホテル両国と日大一中・一高こと日本大学第二中学校・高等学校の間に次の駅の出入口が見えてきた。

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1時間57分、都営大江戸線両国駅A1口前を通過。あ、海抜が少しだけ上がっている。そういえば、日大一高は大橋巨泉とちばてつや先生の出身校だっけという、生きるのに何の役も立たない無駄知識が思い浮かぶ。そしてその裏側にある墨田区立両国中学校は天龍源一郎が……もうやめておこう。

改装工事のため休館中の江戸東京博物館の前を抜けてJR線高架下をくぐったら右折し、線路沿いに進んで行くと次の駅の出入口が見えてきた。

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2時間3分、JR両国駅東口前を通過。

左折して横綱横丁を抜けて京葉道路に出て西側へ進む。再び清澄通りと交差する緑一丁目交差点を越え、このまま真っ直ぐ進めば錦糸町駅に着く。だが、その前に寄らなければならない駅がある。

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2時間15分経過、緑三丁目交差点を右折して本所吾妻橋駅前で一度横切った三ツ目通りに入って南下する。

途中、緑三丁目南交差点から上りになり、首都高速7号線の高架下にある堅川に架かる三之橋を渡ると下り坂に。立川三丁目交差点で下り終え、そこからはなだらかな道に。菊川二丁目交差点を越えて案内標識が見えてくると、次の駅の出入口は近くだ。

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2時間22分、都営新宿線菊川駅A3口前を通過。これで残りは錦糸町駅だ。

この先の菊川駅前交差点で交差しているのは中央区で何度も通っている新大橋通り(555658回)だ。この交差点を抜けてさらに南下すると東京現代美術館に行ける。だが、今回はこの交差点で左折する。

2つ目の交差点である菊川橋西詰交差点を左折し、北上する。今度は菊花橋を渡って堅川を抜け、最初の角を右に入って突き当りの手前を左。

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すると、馬車通りに出て大横川親水公園の南側に出る。この公園の南端はいまいる場所の背後にある。

ぼやっとせずに先を進もう。このまま馬車通りを西へ進む。江東橋公園東交差点に差しかかるところから街の様子が変わる。そして同交差点を越えて四ツ目橋通りに出たら左折して北上。

錦糸町の顔ともいえる楽天地ビルにも架かる、錦糸町駅前の大きな交差点の歩道橋を渡る。これを渡った先には最後の駅の出入口が待ち構えている。

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2時間41分、東京メトロ錦糸町駅1番口前を通過して……

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同時刻、JR錦糸町駅に到着。

昔、真夜中に亀戸からこの駅前を抜けて新宿まで歩いて始発電車に乗ったことがある。あのときは道を知らなくて3時間以上かかったけど、今なら亀戸から新宿まで余裕で3時間切れる。

そう、亀戸。亀戸といえば……

【おまけ】

実は今回、JR・東武線亀戸駅から歩いていた。というのも、今回のスタート駅である東武線東あずま駅を通る東武亀戸線はたった5駅しかないからだ。

墨田区だけで東あずま駅、小村井駅、曳舟駅の3駅を通るので、いっそのことスタート駅を下車するのではなく、ウォーミングアップを兼ねて先に亀戸駅から亀戸水神駅の2駅を通過すれば東武亀戸線全駅踏破になると気づき、裏のスタート駅は亀戸駅に決めていた。

あくまでおまけなので、軽く流していこう。

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というわけで、東武線亀戸駅の改札口前。ここから駅ビルを出て線路沿いに歩く。突き当りに差し掛かったところで線路を渡り、道なりに進んでその突き当りを左へ。

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再び線路が目に入る。渡ってすでに見えている沿道を進み、次の踏切を越えたすぐのところに駅舎が見える。

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9分経過、亀戸水神駅前を通過。このまま丸八通りに出て北上する。蔵前橋通りの高架橋と交差する新小原橋交差点を越えて側道に入り、そこからガード下を抜けて歩道用通路を渡って北十間川を越える。

蔵前橋通りは東側へ進むとJR新小岩駅の北側にあるたつみ橋交差点を通る道で(62回)、北十間川は隅田川と旧中川を繋いている、とうきょうスカイツリー駅近くの東武橋を流れている川だ。

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続けて丸八通りを歩くと、まさしく駅名の付いた交差点に差しかかると東あずま駅の出入口が見えてくる。18分で到着し、冒頭の写真を撮影した。

この後は先の通り。遠回りをしたが東武亀戸線の全駅前を踏破した。