待機児童問題の裏に、同じくらい大きな問題が2つ隠れていそう
先月子供が生まれたことでグッと身近になったのが待機児童問題。保育園入れなかった方のブログが話題になり国会で取り上げられるなどめちゃくちゃ注目されてる問題ですよね。
「保育士の給与が低すぎる」とか「保育園を作る基準が厳しすぎる」とか、さまざまな課題が議論されてるんですが、これって本質的には主に女性の仕事どうするの?ということだと思います。
そう考えると同じくらい大きな問題が2つ隠れているというか、あまり報道されてない問題がありそうだな、と。
2つの隠れた問題、それは
・地方のママ仕事ない問題
・小1の壁問題
の2つです。
地方のママ仕事ない問題
私も地方出身なのですが、地方では東京を中心とした首都圏ほど待機児童が多いというお話はあまり聞かない。
それよりもママになりフルタイムで働けない状態だとそもそも雇ってくれる会社がない、という声をよく聞きます。
東京などに比べると、時短やリモートワークなどを活用している会社も少ない。だから預けられるけど、預けても仕事ない。みたいな状態になっているのかな、と。
私がお手伝いしている会社でもリモートワークのアシスタント業務を募集したところ、3名の枠に300名くらい応募があり、しかも7割以上が地方からだったそう。
こういった「地方にいる」というだけで働けない人たちにどう仕事を提供するのか、という議論はされてない印象です。
もう一つは、小1の壁問題
これもほとんど議論されないですよね。
保育園に預けられてる間は18時くらいまで預けられるから仕事できる、でも小学校にあがると14時とかに帰ってくるので、時短の仕事でも働けなくなって結局仕事を辞めてしまう方が少なくないそう。
- リモートワークの推進
- 学童保育をはじめとした預けられる場所の充実
などの対策がベーシックなんでしょうが、待機児童問題と同時にこちらも解決していかないとだなぁ、と。
結局6年後に問題を先送りしているだけになっちゃうのは悲しいですしね。
今度ゆっくり考えてみよう。
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