私もあなたも地球パズルの1ピース、いないとパズルは未完成
孤独感のある人が増えているそうです。政府が実施した「人々のつながりに関する基礎調査」での結果です。新型コロナの流行に伴い、孤独や孤立の実態把握として令和3年から開始。結果は高齢者よりも20代、30代が多くなっているとのことです。
思い返せば地球のおばちゃんも、60代の今より若い頃のほうが、孤独を感じる頻度が多かったです。ひとりぼっちじゃないけど「自分のことを理解してもらえない、一人でがんばらないといけない、頼れない、助けてもらえない・・」ずいぶん堅苦しいタイプでした。
そんなとき気づきをくれたのが、V・E・フランクルの本。『自分』を『眼』で現わしてるわかりやすい箇所があります。
フランクルが言う『自己超越』。たまには、そういう状態になれる時はありました。なりふり構わずな時です(急いでる時や必死になってる時など)。でもこれらは一時的です。すぐに『自分』は現れます。もしなりふり構わずが持続するなら、疲れて燃え尽きていたでしょう。
突き詰めると人間関係だと思いました。嫌われなたくないし、いい人と思われたい。そして認めてもらいたい、いいとこ取りで欲張りです。だから他の人の顔色を見て自分の態度を合わせる。人間関係がこじれると、社会生活がうまくいきませんから、自分の心に蓋をしてガマンしてました。
どうしたら、フランクルがいう『自己超越』に近づくかな~。「物は考えよう!」と、『私・地球・ジグソーパズル』で考えてみました。
〇地球はジグソーパズル、私もみんなも1個のピースだったら
まず〔私=パズル、細胞=ピース〕と仮定します。
私の体は、細胞が協同して生かしてくれてます。私がジグソーパズルだとすると、各ピースが全部つながり合って私が完成です。1個でもなかったら未完成です。
では〔地球=パズル、私=ピース〕と進みます。
地球の細胞を私とします。地球パズルを完成させるためには、一人ずつのピースがつながらないと未完成です。
〇地球パズルは生きている。一人ずつ生老病死の変化がある。
ジグソーパズルの模様は変わりませんが、地球パズルは生きてるので、時間と共に変わります。でも大きさは一緒。赤ちゃんから老人へと、色や模様が変わりますが大きさは平等です。目立つところも目立たないところも、1つ欠けるとパズルは完成しません。
だから「今の模様イヤだな」と思ってる人、大丈夫いつか変わります。「今のままがいい」という人、変化が訪れますがいないと困ります。
〇大切な人を失い悲しまれている方へ
世の中には、寿命を全うできなかった方がたくさんおられます。病気、事故、事件。ヨーガでは輪廻転生の考え方があります。何回も生まれ変わって魂が成長していき真我に近づく。肉体は壊れても、生命エネルギー(魂)が生きているとするなら、地球のどこかで元気に生まれ変わってるかも知れません。そんなふうにも想像できます。
お誕生日。生命の母の地球が生まれた赤ちゃん言います。「○○ちゃん、ここで生まれますから、地球のみんなとつながってね。頼むよ」
オギャー! いざ生まれたら、なかなか順調にはいかないですよね。
人間関係では合わない人も出てきますが、お天気みたいに自分も相手も変わっていきます。「しばらく様子みようかな」
ものすごくしんどい時は、元気そうなピースを探して「助けてもらおうかな」案外力があり余ってて「よっしゃー!」と喜んでくれるかも。
地球のおばちゃんもそんなふうに想像してフランクルの『自己超越
』に近づきたいと思います。
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