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み言葉の考察④ 『天地開闢の後天時代は、明らかに天と真の父母様が開門してくださいました』を考察する

新約聖書
マルコによる福音書 14章
より抜粋
イエスは言われた、「あなたによく言っておく。きょう、今夜、にわとりが二度鳴く前に、そう言うあなたが、三度わたしを知らないと言うだろう」
ペテロは力をこめて言った、「たといあなたと一緒に死なねばならなくなっても、あなたを知らないなどとは、決っして申しません」。みんなの者もまた、同じようなことを言った。
さて、一同はゲツセマネという所にきた。そしてイエスは弟子たちに言われた、
「わたしが祈っている間、ここにすわっていなさい」。
そしてペテロ、ヤコブ、ヨハネを一緒に連れて行かれたが、恐れおののき、また悩みはじめて、彼らに言われた、
「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、目をさましていなさい」
そして少し進んで行き、地にひれ伏し、もしできることなら、この時を過ぎ去らせてくださるようにと祈りつづけ、そして言われた、
「アバ、父よ、あなたには、できないことはありません。どうか、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころのままになさってください」。
それから、きてごらんになると、弟子たちが眠っていたので、ペテロに言われた、
「シモンよ、眠っているのか、ひと時も目をさましていることができなかったのか。誘惑に陥いらないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱っしているが、肉体が弱いのである」。
また離れて行いって同じ言葉で祈られた。
またきてごらんになると、彼らはまだ眠っていた。その目が重くなっていたのである。そして、彼らはどうお答えしてよいか、わからなかった。
三度目にきて言われた、「まだ眠っているのか、休んでいるのか。もうそれでよかろう。時がきた。見よ、人の子は罪人らの手に渡されるのだ。
立て、さあ行こう。見よ、わたしを裏切る者が近づいてきた」


これは新約聖書でも有名な部分、イエス様が十字架へ架けられる前の「ゲッセマネの祈り」です。
統一教会では、ペテロ、ヤコブ、ヨハネがもしイエス様と同じ気持ちで同じように神様に祈りを捧げていたら十字架に架かることはなかった、と言われています。この場面は、イエス様の進退を決める重要な局面だったのですが、さて、イエス様はイエス様の失敗で十字架に架かったのでしょうか。


平和神経
平和メッセージ10
「神様の絶対平和理想モデルである絶対性家庭と世界王国」
より抜粋
皆様、天地開闢の後天時代は、明らかに天と真の父母様が開門してくださいました。

しかし、この福多き栄光の時代を花咲かせ、実を結ばせることは、今皆様の手にかかっています。

アベルUNの位相を定立していく「天宙平和連合」の旗のもと、平和組織の二重的使命を果たす天の密使となってください。

天が下さった祝福家庭と、この恵まれた地球星を、皆様でなければ誰が育て、守るのでしょうか。

皆様、後天時代は、真の父母様から受ける祝福結婚を通して、アダムが堕落によって失ってしまった真なる血統を取り戻さなければならない時代だと言いました。個人、家庭、氏族、民族、国家、このように5段階を経て祝福摂理を完成すべき時代だというのです。

世界的次元で3代圏の理想家庭を探し立て、後天時代の祝福家庭となった使命を完遂しましょう。イエス様がこの地に来られ、死ぬ前に成し遂げようとされた願いも、正にこの3代圏の理想家庭を探し立てることだったのです。

したがって、氏族的メシヤと国家的メシヤは、真の父母様を中心として一つになり、カイン圏を代表する政治圏とアベル圏を代表する宗教圏の歴史的な流血闘争を、永遠にこの地から終息させなければなりません。

世界人口の74パーセントを占めている蒙古斑同族連合も、その役目を果たし、国家単位の祝福を通して世界を復帰し、人類の最初の家庭から始まったカイン・アベルの闘争を終息させるべき、摂理的な時になったことを肝に銘じてください。

皆様、母を中心としてカイン・アベル、二人の息子が一つになり、天宙平和の王であられる真の父母の前に、本然の位置で復帰された本然の理想家庭を奉献すべき摂理的召命の時が来ました。人類始祖の堕落によってサタンに差し出してしまった兄弟圏と所有権までも、絶対「性」の完成を通して真の理想家庭を立て、再び天の前に還元させるべき天命が皆様と共にある時が、正にこの時代だということを肝に銘じてくださるよう願います。

皆様は今、摂理的四次アダム心情圏の時代である解放・釈放時代、すなわち後天開闢の時代に入っています。蕩減復帰により、まだらに染まった旧約、新約、成約時代までの先天時代を勝利した、影のない正午定着時代であり、アダムの堕落以前の本然の理想世界を創建していく時代です。平和の王、真の父母を中心として、霊界と肉界が一体圏を成した全体、全般、全権、全能の真の愛の心情圏の時代、すなわち天宙平和統一王国の時代を意味するのです。

皆様、万民の平和の王、神様を真の父母として侍って暮らす真の王子、王女となってください。

救世主、メシヤ、再臨主が必要のない永遠の解放と釈放の世界で、天宙平和の王であられる真の父母様に侍り、真の孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たし、太平聖代の平和理想世界王国を創建しましょう。

絶対「性」の戒めを固守して真の家庭を完成し、真の父母様が勝利された3代圏蕩減復帰の完成を相続し、堕落圏以前の本然の世界を完成しましょう。

天宙的理想圏である解放・釈放圏を安着させるモデル理想家庭と、本然の絶対、唯一、不変、永遠の太平聖代を享受する善なる王国を建て、億万世の称賛を受ける天宙平和の祖国となりますように!
神様の祝福が、皆様の家庭と国家と世界に、永遠に共にあることを願います。


統一教会員の中には「真のお父様は使命を完全に果たせなかった」などと言われる人もいたりします。また、家庭連合を離れ分派へ行かれた人の中には「第四次アダム」などという言い方をして、まるで使命がご子女様へ継承されたような話をされる人もいます。
さて、文鮮明先生は、メシアとしての使命を果たせず霊界へ行かれたのでしょうか。
「皆様、天地開闢の後天時代は、明らかに天と真の父母様が開門してくださいました。しかし、この福多き栄光の時代を花咲かせ、実を結ばせることは、今皆様の手にかかっています。」

私はこのみ言葉から、天一国建国の使命は「真の父母」から「氏族メシア」へ移った、と考えています。摂理的な国家や世界的な内容から「家庭の完成」をしなければいけない時代になったのだ、と理解しています。それができていないので、今家庭連合はこのような状況になってしまったのだ、と思っています。

「世界平和統一家庭連合」


この名前の意味を、統一教会員は再度重く受け止め、世の中を批判するのではなく、それぞれの家庭が神様を中心として一つになり、世の中に「理想的な家庭」を示せるように努力すべきだと、私は思います。


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