時々あることなのですが・・・
面談の最中に、お客様がご自身の欲求の勘違いに気付くケース。
「〇〇したい」
そう思っていたことが、実はそれほど強い欲求ではなかったケースです。

面談ではカウンセリングやコーチングなどを用いてお話ししています。
（一人ひとりの、またその時点での状況で用いるツールは変わります）
そのやり取りの中で、お客様がご自分の勘違いに気付くことがあるのです。

私は単純に転職指導をしているわけではありません。
思い込みや勘違いを発見できることもまた、面談の重要な意義となります。
「本当はどうであれば幸せなのか？」が本来めざすべきゴールだからです。

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人間には主に４つの欲求があると言います。
その欲求のうち、どの要素を一番渇望しているのか。
これを自己確認する必要があります。
また、他の要素と絡み合っていないかを確認する必要もあるのです。

その４つの要素とは、「つながり・取得・学習・自己防衛」です。
あなたなら自分の『本心』として、それぞれどんな内容を考えますか？
以下に考えるためのヒントを掲げておきたいと思います。

ヒント１．つながり
人間は社会的な動物と言われる通り、他者から承認されることが大切です。

ヒント２．取得
物質的なものとは限りません。
幸福やステータスなどの目に見えない概念も含まれます。

ヒント３．学習
人間は知的動物です。
年齢に関係なく、成長による自己承認を渇望するものです。

ヒント４．自己防衛
社会的な場面も含め、迫る危険から身を守ろうとするのは自然な行為です。

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これらを解決していくにあたっては、現実性を無視することができません。
どんな人に相談し、どんな手段を用いていけばよいでしょうか。
あなたは以下の条件について、どのようにお考えになりますか？

Ａ．価値観
許容できることとできないこと、実践できることとできないこと。

Ｂ．コスト
金銭・時間・労力のバランスを見たときに、現実的な解決法とは？

Ｃ．利便性
無料・手軽・大量の情報、何でも便利に活用できると本当に言えますか？

Ｄ．コミュニケーション
深層まで相互理解できる相手かどうか、共感してもらえる相手かどうか。

現実性を維持しつつ、高い効果性を発揮できるバランスが理想的ですね。
「自分探しの旅」とか「気迫と根性」とか・・・
こんなことを標榜するヘンな人には近づかないでくださいね。
解決に必要なのは、冷静な自己確認とほんの少しの「夢見る姿勢」ですよ。

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