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【教職救世塾】開講の趣旨

2021年5月より、『教職救世塾』を開講いたします。
https://www.nfeti.com/%E6%95%99%E8%81%B7%E6%95%91%E4%B8%96%E5%A1%BE/


「売れる教師」「求められる教師」になってほしい。
こんな願望を込めてこの講座を企画しています。
目先の手法や道具に関する浅薄なものではなく、教育の本質と再生にリーチするものです。
主に若い先生方や教職志望の学生さんを対象として考えています。
幅広い切り口からの講座となりますので、少々大げさに言えば「教育哲学」のようなイメージですね。
とは言え、教務や授業において深みを増しつつ価値創造の能力を高められる内容です。

まずは作成したシラバスの項目をご紹介したいと思います。
すでに教壇に立っている方々のみならず、これから教職をめざす方々も対象としています。
専門性の罠に陥らず、未来の教育を推進するための必須知識を包括します。
つぶれかかった私立高校で私が改革に用いてきた知見や手法、その背景なども盛り込んでいきます。

・藤井が担当地区から全校生徒の3分の1を集客できた理由
・藤井が学年主任の初年度でクレームを前年比7分の1に削減できた理由
・藤井がヒラ教員なのに理事会直属の学校経営改善委員に指名された理由
・藤井が教職を捨ててまで日本全国の教師と関わり続けている理由

これらの秘密がすべてご理解いただけるようにお話ししていきます。
項目のご紹介だけでは全体像がつかみにくいかもしれません。
シラバスの詳細はホームページでご確認ください。
https://www.nfeti.com/%E6%95%99%E8%81%B7%E6%95%91%E4%B8%96%E5%A1%BE/

<教職を極めたい方々に向けた新しい講座の概要>

プロローグ:
 この講座を開設する理由
セクション1.
 教育の意義を問う・・・教育の必要性と教育者の役割
セクション2.
 クレーム社会-日本・・・クレーム多発の背景と対策
セクション3.
 子どもたちとの意思疎通・・・コミュニケーション改善の方策
セクション4.
 自己ブランド力の確立・・・セルフマーケティングの極意
コラム:
  藤井が教職を捨てて教師と関わる理由
セクション5.
 イノベーション力を持つ・・・次世代育成のカギとなる変革と手法
セクション6.
 道徳教育の根拠を問う・・・なぜ人類に道徳教育は必要なのか
セクション7.
 教育再生とマーケティング・・・教育復活のカギはマーケティングにあり
セクション8.
 マネジメント基礎・・・マネジメントで職場も自分も救え
コラム:
 職域を超えた教師の存在価値
セクション9.
 学校改革の手順・・・学校の文化・風土の刷新法
セクション10.
 人間の本性とは何か・・・人間が人間であるために
セクション11.
 リーダーシップの強化・・・他者を導ける自分になる
セクション12.
 リスク管理と事業継続・・・危急の時にこそ頼られる教師となる
エピローグ:
 21世紀の教育界のあるべき姿

正直な気持ちとしては、この内容でもまだ私には物足りなさが残ります。
もっともっとお話ししたいこともあるのですが・・・
延々と講義を伸ばしていくのではなく、1年間という枠を考えました。
学びのプランニングにおいて、一定の区切りが求められるだろうと思いましたし、その方が皆様にとって全体像をイメージしやすいとも感じています。

戦後日本の教育が力を失いつつある理由も語ります。
クレームやモンスターペアレントが多発することとなったメカニズムや、子どもたちとの意思疎通における重要事項も語ります。

しかしそれ以上に大切なのは、「なぜ教育があるのか」ということ。
さらには「なぜ教職を選ぶのか、選んだのか」ということです。
よりよい社会を構築する主役として、先生方には輝く存在となってほしいのです。

20年前から教育界の現状に不満を待ち、14年間にわたってこの構想を延々と考察してきました。
日本全国の先生方に本来のパワーを取り戻していただきたいと思います。

「教育は国家国民の未来の基盤」
この言葉を、教師となったその日から30年間、変わることなく私のスローガンとしてきました。
コロナ後を見据えてこの講座の企画に我が人生を注ぎ込みたいと思います。

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