ネトウヨや陰謀論者とオウム真理教に高学歴者が集まるのはなぜなのだろう

ネトウヨや陰謀論者に高学歴者が多いのも、なぜ、オウム真理教に高学歴者が多いのか、ということと同じ問いである。
答えは簡単である。
高学歴であることと、知識量、読解力、思考力は別次元にあるということなのだ。科挙制度で高得点をはじいた中国人が頭がいいかといわれると疑わしいでしょう?暗記しただけかもしれない。もっともその暗記をした努力は認めます。
だったら、知識量、読解力、思考力を育てる教育にするには、という問いになるが、日本の教育システムがその教育へ変わることない。なぜなら、知識量、読解力、思考力は「疑い」と結びついており、「疑い」を拒否し、「暗記」させる従順な国民を育てるのが大日本帝国以来、連綿と持続している教育システムだからである。
つまり、ネトウヨや陰謀論者は、国家、社会に蔓延しているイデオロギーには従順であり、その従順さを汚す「知性」を異常に恐れているのである。オウム真理教もそうである。一見、国家に反発しているように見えて、国家を支えているイデオロギーは否定していない。それは国家イデオロギーに従順な彼らには快感なのである。

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