自民党の対米追随は、本来の野心の大日本帝国復活の煙幕である

統一協会絡みで後景に下がってしまった「日本会議」であるが、実質、この組織のイデオロギーが自民党の政策を決めている。このような政治結社がアメリカの政策を素直に受け入れるわけがない。表面的な対米追随は、自民党がもっとも行いたい大日本帝国復活の煙幕である。大日本帝国復活の意図はアメリカに露見しては困るし、ましてや国連にはいよいよ露見してはいけない。

在日米軍基地、武器の購入、安保法制など、表面的なアメリカ追随に騙されてはいけない。自民党の欲望は「大日本帝国復活」であり、そのための地ならしが対米追随である。

実際、安倍晋三はプーチンとも何回かの交渉をした。表向きは北方領土返還交渉だが、もし、日本がアメリカの植民地であれば、アメリカが許すはずがない。

アメリカ対米追随論の問題点は、アメリカ批判さえすれば「わかった気分」になるということだ。それは新右翼の一水会に現れている。彼らはアメリカ対米追随が問題なのであって、それを除去すれば大日本帝国復活を推進する。つまり自民党と同じ穴のムジナなのだ。

日本共産党は、沖縄住民の感情を考慮してアメリカ対米追随を前面に批判する。それも間違いである。なぜなら沖縄の米軍基地集中化は裕仁の希望なのだ。

日本はアメリカの植民地だ、とわかったつもりで批判しているうちに知らぬ間に大日本帝国が復活するだろう。その兆しは現在、充分、存在している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?