見出し画像

バークレーの思い出#20 テレタビーズ

バークレーに住んでいた20数年前、現地に到着した時は子供はまだ赤ちゃんで一歳半くらいでした。その頃は英語はもちろんのこと、まだ日本語も喋っていません。こちらの言うことは何となくわかった時期でしたが、まだほとんど言葉が出てきませんでした。

そんな時にテレビで見ていた子供番組が『テレタビーズ』(Teletubbies)でした。この番組は、もともとはイギリスのBBCで放送された幼児番組ですが、アメリカでも放映されていました。アメリカから帰国後に、日本でも放映されていたので、多くの国で放送されたのでしょう。

番組名の由来は、キャラクターの特徴の1つとなっているお腹のテレビ(television)と、ずんぐりした体型(tubby)の合成語です。テレビにはすぐ気づいたので、”テレ”の部分は分かったのですが、ネイティブじゃないので”タビー”の部分にはすぐには気づきませんでした。日本で放映した時には”テレタビー”と表記されていましたが、私がアメリカにいた時は、テレビから聞こえて来た発音から、我家では”テリトビー”と呼んでいました。未だに我家では、この話題になると、テレタビーではなくテリトビーと言います。

スミレ色のティンキーウィンキー(Tinky Winky;♂)、ライム色のディプシー(Dipsy;♂)、レモン色のラーラ(Laa-Laa;♀)、そしてワイン色のポー(Po;♀)
の4人のキャラクター、テレタビーランドという世界で、幼児にもわかるように”言葉なし”で、様々な遊びやダンスなどを繰り広げます。それぞれのキャラクターは背の高さや肌の色が異なり、人種の多様性を表現しています。

私は、その言葉の響きからスミレ色のティンキーウィンキーがお気に入りだったのですが、子供のお気に入りはポーでした。やんちゃなポーは4人の中で最も小さいし、赤くて目立つので、気に入ったようです。また、ようやく少しずつ喋れるようになったので、ポーというのは言いやすかったようです。アメリカで買ったのか日本で買ったのかは忘れましたが、ポーのぬいぐるみを大事に持っていたのを懐かしく思い出しました。

少し調べてみると、テレタビーズは2014年に新シリーズが60話制作され、復活版は北米・ヨーロッパ・中東・アフリカ・オーストラリアで放送されているようです。またその後、Netflixでも2022年11月から配信することが同年9月に発表され、YouTubeなどにも予告映像が公開されたらしいです。まだ見ていませんが・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?