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脳の記憶容量について

脳を構成する神経細胞に連なるシナプスの数と処理能力から計算すると、ヒトの脳の記憶容量は17.5TB(テラバイト)と言われています。今日見たNHKの”チコちゃん”内でも同じことを言っていました。最近は4TBのSSDが比較的安価で売られていますが、これは4TBのSSDの4台+αの記憶容量があることになります。この記憶容量が多いのか少ないのかを判断することは難しいのですが、これだけあればかなりのデジタルデータを保管できます。

ここまで記事を書いた時点で、”脳の記憶容量はもっとある”という記事を見つけました。私たちの脳には、860億の神経細胞があると言われていて、脳内には約250兆のシナプスがあることになります。シナプスひとつあたり約5ビット容量なので、シナプス全体では150TBもの容量になります。これは先程の17.5TBの約十倍に相当します。もちろん、これは近似値に過ぎません。

私たちが受け取る日常的な情報は膨大なため、脳でその全てを記憶することは困難です。そのため、人間の脳は”印象の薄い情報は記憶しない”という戦略をとっています。例えば一週間前の夕食などは、ほとんど記憶にありません。ただし、クリスマスや食事会などでのチョッとリッチな夕食なら覚えているのです。

この脳の機能が最近、衰えています。そもそも記憶ができなくなってきましたし、過去に記憶したはずの情報を取り出すことが出来ません。具体的には、人の名前が出て来なくなりました。その人のことは良く知っていて、顔や職業、はたまた家族構成までわかっているのに名前が出てこない時があります。

どうやら、私の脳の記憶容量は多くの情報で満タンに近いようです。また、ヘッダ部分が故障していて、記憶した情報が取り出せないようです。そろそろ修理が必要・・・。

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