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【体験記⑥終】【ターム4】修了:デジタルのスタートラインに立った-「デジタルファーストキャンプ」へのチャレンジー「使える」デジタル知識の習得

 2023年9月~11月で、「デジタルファーストキャンプ」に参戦しています。このキャンプは、3ヶ月間を4タームに分け、デジタルな振る舞いを身につけるべく、学び、課題に取り組んでいくものです。最終タームであるターム4では、最終ピッチプレゼンに向けてのまとめでした。


ChatGPTの進化について

 ちょうどこの期間、ChatGPTの進化のニュースがありました。ChatGPT内でDALL-E 3が使えるようになったのもこの期間でありましたが、その後も大きな進化が発表になりました。ChatGPTに限らず、デジタルの進化をしっかりと追っていき、自分のものにしていく必要があります。キャンプの小林オーナーが「ChatGPTを使えないと言っているのは、ChatGPTを使いこなしていないから」と仰っていたのは衝撃的でしたし、確かにその通りと思いました。

 ちなみに、こうしている間にも、OpenAIのアルトマンCEOが解任、マイクロソフト入社、復帰、、、何という早い展開、、、この世界のスピードに驚かされましたし、この間にデジタルファーストキャンプで学べたことも私にとっては良いきっかけでした。あらゆる意味で、凄いスピードです。


ノーコードアプリ開発について

 このキャンプでは直接の対象ではありませんが、ノーコードアプリ開発についての解説がありました。果たして今後、こういったもので開発を実施するのかは分かりません。しかしながら、こういった世界を知っておくというのは大変重要なのでしょう。全般を通してそうですが、これ自体で自身がサービスを実施するという観点と、学んだことを自身の経験と紐付けてどのようにサービス展開をしていくか、という2つの観点がありますが、私の場合は後者です。一方、これらに触れておくことで、自身の考えを共有できる関係者は増えてくるわけで、ビジネスには大変有用といえるでしょう。

Adaloの画面

Value Proposition(バリュープロポジション)について

 Value Proposition(バリュープロポジション)について、普段はあまり意識することはnanoですが、人事の立場から考えると、非常に重要な概念と思います。バリュープロポジションとは、企業が顧客に提供する価値の提案、つまり「何故この商品やサービスを選ぶべきなのか」という理由を顧客に伝えることです。私も長い期間、人事業務に従事してきましたが、この概念を理解し、活用することは、組織の成長と従業員の満足度向上に直接寄与するでしょう。自身は「地方企業の人事・組織活性化の応援家」としても活動していますが、改めてまとめ直してみました。

自身のバリュープロポジションのまとめ

 さらに、もう少し俯瞰して、人事業務に関係するバリュープロポジション検討の材料を挙げてみました。もっとたくさん考えられます。

採用活動への応用
 人事部門は、企業のバリュープロポジションを魅力的に伝えることにより、優秀な人材を引き付けることができるかと思います。求職者に対して、企業がどのようなユニークな価値や機会を提供できるのかを明確にすることは、採用成功のカギでもあります。採用はどこの企業も苦しいので、改めて考える必要があります。

社員のエンゲージメント向上
 従業員が自社のバリュープロポジションを理解し、共感することは、モチベーションの向上とエンゲージメントの深化につながります。自分が関わっている仕事がどのように顧客や社会に価値を提供しているのかを知ることで、仕事への満足度が高まっていきます。

組織文化との整合性
 企業のバリュープロポジションは、組織文化とも密接に関連しています。人事部門は、企業の価値観やビジョンがバリュープロポジションに反映されていることを確認し、これを社内外に適切に伝える役割を担うと認識しています。

従業員の成長とキャリアパス
 バリュープロポジションを通じて、従業員が自分のキャリアパスをどのように描けるかも重要な観点です。例えば、企業が革新を重視している場合、従業員には常に学び、成長する機会が提供されます。これは、キャリア開発と直結していなければなりません。

パフォーマンス管理
 各種パフォーマンスの評価やフィードバックのプロセスについても、企業のバリュープロポジションに基づいて行うべきです。従業員が企業の目標達成にどのように貢献しているかを明確にし、その貢献を評価することは、効果的なパフォーマンス管理につながります。

継続的な学習と進化
 企業のバリュープロポジションは常に進化していくべきです。人事部門はその変化を従業員に伝え、理解させる責任があるといえるでしょう。市場や顧客のニーズが変われば、企業の提供する価値も変わるため、これを社内に反映させることが重要です。もちろん、自分自身が継続的な管理を行っていくことが最も重要です。

 人事部門に属する者として、企業のバリュープロポジションを深く理解し、これを社内外のさまざまな活動に反映させることが求められます。これにより、より良い採用戦略の実施、従業員のモチベーション向上、組織文化の強化、そして企業全体の競争力の向上に寄与できるものと思います。

最終ピッチプレゼン(まとめと今後の方向性)

 最終ピッチプレゼントしては、デジタルファーストキャンプの学びの前後のテーマで考えました。
 私はこのキャンプで学んだことをそのまま会社や支援先で活用してみました。生成AI、画像生成AI、動画生成AI、ランディングページ、figmaの活用、どれもすぐに使えるというものです。私自身、こういったツールを試すということをやっていなかったのですが、実際に試し、すぐに使ってみるという体験をしてみて、自身のこれまでの経験と掛け合わせができるな、と改めて感じたところです。かなり応用範囲が広そうで、これからも継続していけそうですので、さらに拡げることを実践していきたいと思います。大変良い経験ができましたし、その意味でのスタートラインに立てた感があります。今後も行動を継続し、価値を高めていきたいと思います。

 最後にまとめとしてプレゼンの機会もいただきました。参加して本当に良かった、皆さんありがとうございました。また、参加を検討されている皆様、是非ご検討ください。

デジタルファーストキャンプ 修了しました!

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