Audibleでホロヴィッツ三昧

 というわけで、さっき『ヨルガオ殺人事件』の下巻をさっき聴き終わった。Audible生活もすっかり板についてきて、通勤の電車、帰ってから仕事しながらなどながら読書(聴書)すっかり生活の中に溶け込んでいる。サブスクで利用し始めてから2ヶ月目くらいになるのだが、まず最初に、『三体』三部作を一度は単行本で読み通していたのだが、聴き通した。
 その後、『プロジェクト・ヘイルメアリー』上下。このあたりで、Audible読書の何より楽ちんなこと、耳から入ることで目で読むのとは違って変に記憶に残るところがあること、を気に入っている。その後、月村了衛さんの「機龍警察」シリーズを白骨街道までの全作品、途中でナレーターが緒方恵美さんに変わって、それはそれでひとりアニメみたいで楽しいことになってて、とても満足できた。
 ここまで全部無料。というか、月1500円で聴き放題のメニューに入っているって素晴らしくない?
 聴き放題メニューを漁って、クリスティをいくつか聴いた後、困ったことにアンソニー・ホロヴィッツに行きついてしまった。
『メインテーマは殺人』に始まり、『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』まで聴了。
 重厚な長編ミステリーも、耳から入ってくることで記憶にちゃんと刻まれる。
 通勤時間と風呂時間はすべてAudibleで何かしらを聴いているので、側から見るとiPhoneを眺めるでもなく本読むわけでもなく系の人になっているけど頭の中では、失礼極まりないホーソンとアンソニーとのやりとりなんかが鳴っている。
 2ヶ月で8冊〜10冊分の読書をAudibleに置き換えるのは、僕みたいに歳とった人間からすると非常に効率的で楽しい。
 あ、朗読は結構ゆっくり目なので、2倍速以上で聴くのがデフォです。それくらいだと一冊5〜6時間程度。本として読むのとあまり変わらない速度ですよね。今日からは、ホーソン&アンソニーシリーズの続きを聴いていきます。

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