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【48 撮影機材】 物撮りしたことありますか〜安価な便利グッズ紹介

 撮影に出かけられない時は、物撮りがおすすめです。
 今日は物撮り用の素材を手に入れたのですが、撮るのは明日以降になりそうです。
 さて、物撮りとなると、テーブル、背景、照明機材、レフ板、三脚など、いろいろな物が必要だと思われるでしょう。私もそんな風に思っていましたが、一気にグッズを揃えたわけではなく、徐々に増えていったというのが本当のところです。
 そこで、今回は、物撮りを始めるに当たって、あったら便利なグッズをいくつか紹介したいと思います。

1.なんでもいいからLEDライト

 ストロボ等の本格的な照明機材は無くても物撮りはできます。
 照明機材が見当たらない時は、スマホのライトでも代用できます。ですから、わざわざ買わなくてもいいのですが、1つ持っているといろいろ便利に使えます。
 こちらの写真は、とあるお店の瓶を撮らせていただいたものです。
 瓶の底にLEDライトを仕込んで撮っています。この時はストロボも使っていますが、LEDライトだけでも、光り輝く美味しそうな飲み物を撮ることができます。私が持っているLEDライトはApertureの高価なものですので、迂闊にすすめられませんが、まずはお試しで使うとしたらUlanziのライトがおすすめです。


2.しずくを作るならニードルボトル

 こんな写真を見たことはありませんか?
 この雫は、人工的に作れるんですよ。ニードルボトルなんて手に入れようなどと思う方は稀でしょうけれど、これがあるといろいろ便利です。雫を作ることはもちろんですが、グラスに水、ワイン、牛乳などを一滴垂らす時に大活躍します。


3.クリアケース

 この写真は、花、水、クリアケースを使って撮っています。
 クリアケースの四隅を紙コップで持ち上げて、ケースの下に花、ケースの中に水を入れながら撮影しています。化粧品などもこんな感じのを見かけますよね。LEDライトを当てると色を変化させることもできますし、水に絵の具を混ぜるという方法もあります。先程のニードルボトルで水を垂らせば、波紋を作ることができます。このように、いろいろと応用できるわけです。

4.背景紙

 背景紙は、画用紙や布などでも代用できるので、急いで買わなくてもいいと思います。100円ショップでも似たようなものがあります。
 私の場合は、液体を使うことが多いので、濡れてもよいものということで、こちらを購入して2年ほど使っています。
 背景紙を用意したら背景スタンドも用意しないならないと思われるかもしれませんが、こちらもいろいろなもので代用できるので、ご自身の撮りたいものや部屋の環境に合わせてじっくり選べばいいと思います。
 ちなみに画用紙や布などは、「ひっつき虫」で壁に貼ることができます。また、形状が丸いものを固定する時にも使えますので、こちらも用途は広いと思います。


5.レフ板

 レフ板はストロボとセットで使用することが多いですが、窓から入る自然光でも利用することができます。また、光の反射だけではなく、背景としても利用できるので、1〜2枚持っていても邪魔にはならないかと思います。


5.終わりに

 物撮りは、身近なものを記録するという目的がほとんどでしょう。
 記念の品、珍しいもの、制作物、いただきもの、手放してしまうもの、などなど、撮影者にとっては思いが入るものです。
 冒頭で、「撮影に出かけられない時は、物撮りがおすすめです。」と言ったのは、身の回りの物にも被写体になるものがいろいろあるということです。個人的に思い入れのある物は、写真に残してみるのもよろしいのではないでしょうか。


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