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あなたのおっぱいが飲みたいのです。

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娘が結婚して、子どもを産むときに読んでもらえたら…どんなに嬉しいか… お母さんがいなくても、子は育つ。お母さん、お母さんを頑張らなくていいんだよ。そんな想いで本を書きました。
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あなたのおっぱいが飲みたいのです。

もしも願いが叶うなら、 あなたのおっぱいが飲みたいのです。 そう思う僕は、変態ですか? 誕生日は誰でも嬉しいはず。 そう…「はず」。 8月21日 3990 グラム よくまあ、いつまでも お腹の中にいたもんだ。 よっぽど居心地良かったのか、 はたまた恥ずかしかったのか。 引っ込み思案の性格は、 生まれる前からだったのか? 生まれるまえのことだから、 思い出しようがない…    おぎゃーおぎゃー      あれ?なんでみんな泣いているの?    おぎゃーおぎゃー

優しい心に包まれて、あったかい涙が流れる一冊。 「あなたのおっぱいが飲みたい」 【夏の読書感想文 #36】

たごさんのKindle本!!! 読みました!!! そして、 めっっちゃ泣いた。 今も読み終わったそのままに泣きながら感想を書いています。 たごさんがnoteに書いている文章、書き込んでくださるコメントの温かさの由来がわかった気がしました。あと、「たご」の由来もわかりました。笑 優しさがぎゅーっと詰まった一冊です。 「あなたのおっぱいが飲みたい 〜ボクの泣き虫人生を支えた3人の母〜」 たご 私は幸運にも、無事に安産で、現在2人の男児の子育てに奔走しています。

ここにいるよ

ぎゅっとしたかっただろうな。 ほっぺにちゅっとしたかっただろうな。 汗をかいた額をぬぐい、寝顔を見つめたり。 ボールを追う姿に声援を送り、 ゴールを決めた背中を見て飛び上がるほど 喜んだり。 お腹に命を感じているときに 頭に描かれた全てを叶えることなく 天国に呼ばれてしまったこと。 私の未熟な想像力では、その人の喪失も 絶望も量り知ることはできません。 ただ一つ。私が心の底から思うのは 不在という子育てがあるということ。 大切な人がいないことで育つ心

おっぱいが好きです。

おっぱいの夢。 中学生のころの話です。 思春期という荒れたオフロードを 全速力で突っ走っていたころの話です。 3パパさんの記事を読んで、思春期の灰汁を思い出しました。 3パパの記事は純粋な気持ちです。 10周年おめでとうございます! 僕なんかとはぜんぜん違います。 若気の至だなぁと広い心で見守っていてください。 たぶん時効だと思うので許してください。 ◇◇◇ ある日、雲みたいなふわふわした場所を歩いていました。 小さい穴が開いていたのに気付かず、 足を踏み外

ボツになった話。

※※※ かくれんぼが好き。 家のまわりで近所の子と かくれんぼ した。 息を殺して、すももの木のうらに潜む。 おしっこ したいのを我慢して、 木の脇から覗く。 無防備な反対側のほっぺた を 変な虫に ちくんっ と刺されて、 「痛っ」 「あっみっけ!」 見つかった。 ※※※ ボクんちの隣には、 元気な おばちゃん がいるんだ。 「4人目のおかあさん」って言ってもいいくらい。 のりちゃん。 30年くらい前、 東北から はるばる やってきた。 よそ者を嫌う

300スキをいただきました。 ありがとうございました。 自分がいちばんびっくりしてます。

デザインはこの人

文章が固まりました。 次はデザイン。 僕はイラストが描けません。 イメージはなんとなくありましたけど、 形にできません。 前にあおきえんに来ていただいたときに、 いっせいさんに 「 表紙 」 のことを相談しました。 「表紙どうしたらいいですか?」 「かくみさんに頼むとイイヨ。  あの話でしょ?だったらすぐ、  イメージしてくれると思うよ」 「わかりました。頼んでみます。  ちなみに、kindle本, 出されてどうでした?」 「僕は、もう わいわい するのはも

ペダルを回すのは自分。

下書き記事がひとつだけありました。 投稿ボタンを押すときの葛藤は、 今でも忘れません。 下書きができた きっかけ の記事です。 2ヶ月くらい下書きのままでした。 家族をさらけ出すことはしたくないし、 自分の境遇を売りにもしたくない。 もっと、もっと恵まれない環境で、 それでもわずかな光を信じて、 誠実に生きている人がいると思うから。 ずっと心の片隅に、しまっておきました。 それがいろんな方の note を読んでるうちに、 迷ってきます。 真っ直ぐ向き合ってる、

はじまりはいつも雨。

彼女と僕に、 挿入歌があるとしたら、 その曲がぴったりだった。 友達の紹介で仲良くなり、 メールを交換した。 「楽しかった。また遊ぼうね。」 はじめての返信に心が躍った。 グループではなく、 二人きりでご飯食べることになった。 「雨か…」 外はどじゃぶりだった。 車に乗った エンジンをかけ、 ワイパーを動かす。 雨粒が激しく飛ぶ。 車を走らせた。 アパートの前で、待ってくれていた。 「ごめんな。雨で。」 「ん?なんで謝るの?」 「あたし、雨女やねん。」 「

100スキ

ドキドキしていた。 100スキいただけるなんて 夢のようだ。 昨日の夕方覗いたら、 99 うぉーーー えっ、ちょっと、ちょっと どうなっちゃうの~? とりあえず、スクショ。 そのあと、 あれーこっからいかないよ… なんか誰かにスキをしたら、 義理スキみたいで(笑) じーーーーっと。 じーーーーっと じーーーーっと いただきました! オススメも。 ちょっとしつこいですねっ(笑) すいませんっ めちゃめちゃうれしいんです(๑>◡<๑) 企画の力をお

【Kindleオーディション】 頑張らなくていいよ。

夢を語る 企画に参加したおかげで あらためて自分の夢と 向き合うことができた。 自分の夢ってなんだろう? 引き出しを上から どんどん開けていった。 どんどん どんどん … いちばん奥の引き出しを見つけたんです。 あることさえも忘れていた。 42年間ずーーーーっと。 僕の力だけでは開けられなかった… みなさんのまっすぐで、 赤裸々に語っているnoteに出会い 少しずつ開けれた気がします。 引き出しを開けると、 中にはあるひとつの手紙だけでした… 手紙を開ける

チキンライスと枝垂桜

ただいま。 まだばあちゃんが 認知症になるかならないかのときに、 気分転換を兼ねてドライブするのが 夜勤のときのひそかな楽しみだった。 桜 、 紅葉 、 富士山。 1時間ほどで行けるところは だいたい行った。 何も変わらない天井ばかりの景色よりも 変わっていく山梨の景色を見てほしかったから。 向かった先は、慈雲寺。枝垂桜で有名なお寺。 「疲れているから寝たほうがいいよ。」 「いやっいいよ。いちばんタイミングが良いから、今日行こう。」 どんどん消されていく記憶を

200スキ

ドキドキしていました。 だって現実では考えられないんですもん。 いやっ むかーしむかし、 1回だけモテ期がありました。 中学1年の春でした。 たぶんみんな入学したばっかで、 わーってなっていたんです。 わーって。 1年2組のたごってやつ、 なんかイイんじゃない? やだーあたしもっ ちょっと〜 みたいな奇跡があったんです(笑) GW過ぎて登校したら、 へ? あのー登校したよ!? ほら!またチヤホヤタイムっ へ? 気づいてしまったんです。 あまりの薄っぺらさに

本を書いてみた話。

発表があります。 夢を語ったあの日から 3ヶ月ものあいだ、 コツコツ、コツコツ 積み重ねてきました。 しっかりと自分の言葉で書きました。 心にある引き出しを ひとつ、ひとつ開けては閉め、 3人のおかあさんと、 こんなことしたよねー、あれは失敗だったねー この話いいんじゃない?、 あの話は恥ずかしいよー みたいな感じで、 3人のおかあさんと心を通わせて 感謝の気持ちを形にしました。 僕の書いた本が 娘が結婚して、 子どもを産むときに 読んでもらえたら…どんなに嬉