きょとん…。とした話。
車のナンバーに特別な想いはありますか？
って話です。先日、会社の先輩に唐突に言われました。
たご
えーっと、いちおう忘れないように『 結婚記念日 』にしています。でも３桁になるのと誰かと被るのが嫌だったので、末尾にゼロ０を足しましたー。（例 8月21日 82 - 10）
先輩
マジっすか？うっわー…。（ひとしきり笑ったあと）あっごめんなさいっ
たご
きょとん…。
そない笑います？？社内でいちばんクールに決めている人ですやん。月一くらいしか笑わないですやん。カパカパいって、マスクが吸い込まれるくらい笑っている（笑）。こっちは嫁さんのも合わせて２台もこのナンバーにしてるっちゅうねんっ。しかも、そないおもろーない。
たご
あっ、いえいえ。ちなみに…。
先輩
あっ、あー、うちは…。
いやいや、知っていますよ。先輩のナンバーはダサいで有名だかんね。○○ちゃん初耳だったのかな？なんせ、会社の作っている製品の名前だから（笑）（例 豚まんの会社だったら、5 - 51 ）自分が開発して世に生みだしたなら、百歩譲って分かりますけど…。営業車か！このネタで何杯ビール飲ませてもらったか。
たご
急にどうしたんすか？
先輩
いやーねぇ、休憩所で〇〇さんが車買うって話から、ナンバーどうしようって話になったのよ。それでぼくのナンバーの由来を聞いた〇〇ちゃんが大笑いしてねー、失礼しちゃいますよね。
たご
そりゃ、失礼ですね〜、会社愛ですよね。我が子の名前みたいなもんですよね。
〇〇ちゃん、よくぞ言った！悪くない。だって郷ひろみさんのお母さんが、 51 - 63（ごーひろみ）で走ってるようなもんよ。それで暗い夜とかに駅まで迎えに行って、郷ひろみさんは車種とナンバー、お母さんは息子の姿で探したりするんだから。お互いキーワードは『 郷ひろみ 』。おっきたきた！ってなって、HIROMI ー GO 乗ったら笑うでしょ。
先輩
会社愛ですよー！やっぱり多くの人に知られてほしいし、それに自分が貢献していると思うと、毎日が特別に思えてモチベーションも上がりますから！
たご
そうですね～。その手があったか。あーあー、ぼくもそうすれば良かったかなぁ。
なーに言ってんの！知られるわけないじゃないですか～。仮にナンバーが 5 - 51 だったら、よっぽど豚まん好きなんだなぁしか思わないですよ。販売員の方が希望ナンバーを聞いたらびっくりしますよ。そのナンバーでＯＫ出した先輩の奥様の寛大な心に称賛ですって。
社内一、クーリストな上司が人目もはばからず爆笑していたので、きょとん…。としました。一昔前だったら、同僚に声かけて１８時には居酒屋でビール片手に上司をイジッていたなぁと、３０代のころを懐かしく思ってしまいました。
車のナンバーは結構好きで渋滞にハマったときとか信号待ちのときに、前のや隣をフッと覗いては妄想したりするのが好きです。ぼくの親友は家族全員の車のナンバー下２桁に 『 ７８ 』をかならず付けていました。『 七転び八起き 』のゲン担ぎだそうです。ハチャメチャな人生で、１０回以上は転んでいますけどね。
調べてみると、お子様の誕生日や結婚記念日、語呂合わせも多いみたいです。ご当時ナンバーである、富士山ナンバーは『 ３３ - ７６ 』が人気ですね。ナンバーひとつとっても、オーナーそれぞれのドラマがあったり、大切にされているものが分かって楽しいです。
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