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ころし

僕からにんげんの皮をはいだら殺させろしかないし、

死にたいのかもしれないけど死にたいとかないよ

お願いです殺させてください。100万円あげますから。

すぐに100万円をよういできないから、僕はたぶん殺すことを

回避しているのだとおもう。毎晩ひとを殺す夢をみるけど

たいてい恐れの感情に支配されている。からだにはこの手が

ひとを殺してゆく感覚がありありと残っていて夢なのにすごいなあ

とおもいながら夢を見ている。殺したことがばれやしないかと

すごく怯えて逃げ回っている。この部分は夢なのか現実なのか

区別がついていない。夢こそが現実だって、そうですね、としか。

悼むことをやめ、ともにあらねばならない。

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