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2024年4月30日 何者かになりたい人たちに読んでほしいニュース

連休中なので誰も政治・時事ネタなんか読まんだろうという想定のもとのんびりモードでゆこうかなと思っていたのですが、あれよあれよといううちにドル円が160円をつけてしまい「まあこれについて扱わんわけにも行かんだろうなあ」と思いました。が、調べてみると為替介入の効果はないだろうと見られているようですし、FOMCの結果次第で状況が変わるんだろうなあなどと思いました。

最も気になったのが神田財務官の笑顔です。もう明らかに脳内で変な化学物質が生成されている感じです。英語のまとめでは多幸感と不感症になりました。どちらも感情が壊れた時の症状ですがそれだけに状況のヤバさが伝わります。

さて、そんな中久々に非政治系の記事を書きました。もともとこのブログは読書ブログで「多様性と創造性」について扱っていたので、実はこっちの方が本筋となります。おそらく強迫症を持っていた人のアパートが芸術作品として保護されることになったというお話です。イギリスではアウトサイドアートとして注目を集めているそうですが、NHK(Eテレ)でも福祉施設で生み出される芸術作品なんかが紹介されていますよね。

これを最初にQuoraで書いたときには「イギリスではこういうアートが公共によって保護されるんだなあ、羨ましいなあ」などと思ったのですが、ブログに書き直している時点でふとアベプラで見た番組を思い出しました。「何者かになりたい」という人が増えているというんですね。お金はそこそこ儲けられるけど何か満たされないとか、就職してみたんだけど何か違うぞという人が増えている。

こういう人たちって「普通の人とは違う何か特別な人になりたい」という気持ちが強いと思うんですが、イザそれは何か?と聞かれるとそれが答えられない。おそらく、何かを作りたい衝動って固有のものであって説明はつかないと思うんです。

今回は変わり者のおじさんの遺品整理に入ったアートに詳しい姪が発見するところから話が始まるのですが「止むに止まれぬ衝動を持った人」と「そこから何かを感じる人」が出会わないと話が始まらないわけで、いろいろ考えさせられるところがあります。ぜひ元になったCNNの記事なども参考にいろいろ考えていただきたいモチーフを見つけたなあと思いました。

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