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特定技能介護でついに訪問介護が解禁に!!


こんにちは!

ひどろです。


介護業界で働く皆さん、来年度からの処遇改善と合わせて、大きなニュースが入ってきましたね。



以前から言われてきましたが、ついに解禁となりました。


それもそのはず、訪問介護に従事する介護士の不足から考えるに必要不可欠な動きかと思います。


ポイントとしては以下の通り

・24年度内の解禁となる(割とすぐ)
・特定技能だけでなく、技能実習生、EPA候補生も受け入れok
・初任者研修が必須(旧ヘルパー2級)


個人的なイメージとして、日本人同様に利用者様一人ひとりに寄り添ったケアをしたいといった方や、スタッフ間の人間関係に疲れた人などが訪問介護の方へシフトしていく流れはあるかなと思います。


また懸念として言われているのが、

・利用者またその家族との日本語でのコミュニケーション

・日本の生活文化の理解について

・緊急時の対応力

このあたりかと思います。


確かにこの辺りの課題をクリアしていかなければ、質の高い介護サービスを提供することは難しいでしょう。


ただ、果たしてこれらの課題は「外国人だから」という理由になるでしょうか?


おそらく日本人でもコミュニケーションがうまく出来ない人や、緊急時の対応が苦手な人は少なからずいますよね。


確かに外国人にとってのハードルはありますが、これは国籍に関係なく事業所の課題として残っており、改善すべき点なのではないかと思います。


そしてこういった課題は人に依存しているケースが多く、訪問介護は長く介護経験を積んだ人がやる仕事のイメージがあります。


これは長年積んできた経験をもとに、介護サービスを提供するという側面があるからだと考えています。


ではこの長年の勘のようかものを、もっとわかりやすく標準化できれば、ベテランの人でなくとも対応が出来るのではないでしょうか。


これらの課題に対して、私はAIやロボットなどICTの活用が不可欠ではないかと思っています。


国もICTの活用を促進しています。

その背景としては業務を細分化し、
機械が得意な部分と人間が得意な部分を見える化することで、人間がやるべき仕事に集中することができ、少ない人数でも現場が回る仕組みをつくるという側面があります。


また、これを行うことで正確なデータを元に介助が出来るようになるため、業務の標準化にも繋がり、誰でも質の高いサービスを提供することができるようになります。

また自宅へ行って1人で介護をさせるのは大丈夫なのかと言った疑問についてですが、

こちらも現実的に可能だと考えています。


なぜなら、介護現場で活躍する外国の方においては、優秀な方はすでにリーダーや主任といった役職についている方も少なくありません。


そして、外国の多くは自宅で家族の介護をするということが当たり前の文化なので、日本人に比べ、比較的親和性は高いと思っています。


ということは日常会話レベルの日本語でのコミュニケーションが出来れば、そこまでハードルは高くないのではないでしょうか。


緊急時の対応についても、しっかりとマニュアルを作成し常に携帯することで不安の解消にも繋がりますし、LINE worksなどで常に管理者と連絡が取れる状態にしておけば、緊急時にも対応可能です。


こういったことを踏まえて体制構築や採用を進めていけば、少なからず良い方向に変わるはずです。


やはり気をつけなければならないのは

人がいないから「とりあえず外国人を採用する」

という企業の考え方です。


結局は採用する企業側のマインドによって良くも悪くもなるのではないでしょうか。


ぜひ訪問介護事業をやられている企業さんは、こういった点を踏まえて採用いただけると、双方にとって良い環境になると思います。


また新しい情報があれば、シェアしていきますね!


それでは!



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