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気持ちの整理

人を変えるのが難しいのは、みんなわかっている。

では、自分のことは変えられるのでしょうか。
理想の自分を思い描くのは、よりよい人生を送りたい、誰かの役に立ちたいなど、さまざまな目的を達成するために、必要なことなのだと思います。

人の心の中には、ありのままの自分を受け入れてほしい気持ちと、このままの自分ではいけないという気持ちが、いつも混じり合っているのではないでしょうか。

僕が、どのように心の中を整理しているのか。

出来るだけ明るい気持ちでいるように心がけています。
そうは言っても、日々の出来事に一喜一憂するのは、僕も同じです。
暗くなってはいけないと思っても、落ち込むのが人間だと思います。
落ち込んでいる最中に感情をコントロールすることは難しいでしょう。

そんな時は、川の流れに身を任せるように、考えることをやめる。

川は、下流になればなるほど、流れが穏やかになります。
時間が経過すれば、人の気持ちも変わります。すると、次第に周りの景色も、しっかりと見えて来るでしょう。
落ち着いて来たら、僕は真横の岸に向かって泳ぎ、陸に上がります。
流れに逆らって上流を目指し川を泳ぐことは、至難の業です。陸地であれば、僕は元居た場所に、走って戻ることが出来るからです。
川から陸に上がることは、僕にとって、自分の状況を別の角度から見つめ直す、という作業になります。

いつもの自分に戻ってから、起きた出来事を客観的に分析する。

苦しみの原因は何か、どんな考え方をすれば楽になるのか、自分らしさを取り戻してから、心の中で自分との会話を始めます。自分と向き合えるようになれば、何に苦しんでいたのか、悩みの本質が見えてきます。

悩みの本質とは何か

僕を苦しめているのは、出来事そのものではなく、目の前の苦しみから逃げ出そうとしている自分自身だったことに気づくのです。
それがわかったら、自分に出来ないこと、出来ることを振り分け、自分に出来ないことは先送りにし、出来ることがあれば実行します。
出来ることとして課題にあげたものが、ひとつでも実行出来れば、問題は解決したことにします。

出来ることをやれた

解決のために自分で何かをしたという事実が、僕に自信を与えてくれます。
些細なことでいいのです。
行動に移せなくても、見方を変えるという内面の変化でも構いません。本を読む、美味しいものを食べる、買い物をするなど、気分転換のために、何かに取り組むことでもいいと思うのです。

自分の人生を前向きに歩んでいる。僕はそう納得することで、元気に毎日を過ごしています。

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