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練習すればするほど僕の音読がへたくそになる理由

こんにちは、東田直樹です。

2月11日に開催されたKADOKAWAセミナーにご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。


僕の発表は、途中からグーグルの音声読み上げ機能を使用する予定だったのですが、最初うまく使えませんでした。
思いがけないことが起きると、僕は人一倍大騒ぎしてしまいます。
このようなとき、僕が何を考えているのかというと何も考えていません。
何も考えていないというより、何も考えられなくなるのです。

どうしたらいいのだろうということさえ思い浮かばず、水に溺れているみたいな状態になります。
僕は慌てて何でもいいから手に取ろうとします。
「ない、ない、何もない」と慌てふためきますが、自分がやるべきことが見つかれば収まります。


その後対応してもらって、途中から予定通りグーグルの音声読み上げ機能を使って発表できました。
参加者の皆様にはご心配をおかけしてすみませんでした。
 
 
グーグルの音声読み上げ機能を使う前、資料の3まで僕は自分の声で原稿を読んでいたのですが、僕の様子を御覧になり「どうしてあんなに読めないの?」と驚かれた方がいるかもしれません。

発表するたび僕は自分でもずっと不思議に思っていました。なぜなら音読の練習をすればするほど、文章を読むことがへたになっていたからです。

 


僕は原稿の内容がわからないのではありません。
普通はひらがなやカタカナ、漢字を読むことができれば、練習を重ねるごとに音読も上達するはずです。
 

なぜ練習しているのに僕の音読はへたくそになっていくのか。
 その原因が最近になって自分でもようやくわかってきました。

それは、僕の目が文章を追う速さと読み上げる際に僕の口から出る音の速さが一致しないせいだと思います。


練習を積めば文章を目で追うスピードは早くなります。同じ文章であれば、なおさらそうでしょう。

 僕も目で文章を読むことがだんだんと早くなりました。けれど、いくら文章を目で追うことが早くなっても、口から出る音声の速さを自分で調節することはできないのです。だからといって話に合わせて文字をゆっくり目で追うこともできません。
 
結果的に文章が目で早く読めるようになればなるほど、僕の音読は聞き取れない言葉になってしまうのだと思います。
 

文字盤を指しながら話す場合は、指した文字を文節ごとに声に出して読むので、目で追う文字の速さと口から出る音声の速さが大きくずれることがないので、指した文字をゆっくりと読むことになり、音読のときより聞き取りやすい言葉になるのだと思います。
 
音読が苦手といっても、なぜうまく読めないのか、人によってさまざまな理由があるのではないでしょうか。


オンライン特別イベントにご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。


この時の映像、2023年2月11日のオンライン講演会が期間限定でアーカイブ配信されることになりました。これも皆様方のおかげです。どうもありがとうございます。

(1)募集・申込期間
・3月17日(金)12:00~4月16日(日)23:59
※期間外のお申込みはお受けできませんので、必ず募集期間内にお申込みください。

(2)動画URLの配布日時
・4月17日(月)9:00
※パスマーケット経由の一斉メールでのご案内です。

(3)動画の視聴期間
・4月17日(月)9:00~4月30日(日)23:59まで視聴可能

お申込みは下記になります。

 

たくさんの方に見ていただければ嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いします。

東田直樹 Naoki Higashida 【公式】(@higashida_naoki)さん / Twitter

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