見出し画像

東山 市役所辞めるってよ

ご報告

本日をもって札幌市を退職することとなりました。

これまで市職員25年間の勤務で関わってくださった皆様大変お世話になりました。

今回の発端は2018年北海道胆振東部地震を経験したことでした。

当時現場の最前線である市役所の道路維持部門の土木センターで勤務していた私は災害現場を間近で見る機会が多くその経験が今につながっています。

実際の現場での作業は現場に市民が立ち入らないようにする監視員としてあるいは災害状況を確認する道路巡視員として困っている人を横目に書く被害状況を確認する作業を行ってました。

地域に目を向けるとそこにコミュニティと呼べるものはなく。

必死に自分の食料を確保するために必死で他人など構っていられる環境はありませんでした。

そんな光景を見て私は自分の中にモヤモヤしたものが溜まっていきました。

私にいるべき場所はここでいいのか?

地震によって可視化された問題を放置していいのか?

問いかけに出した答えが「助け合いが普通の世の中」の実現でした。

目標が決まってから時間が空くと常にそのことだけを考え続け

時間はあっという間に過ぎあれから3年がたった。

その間状況はひどくなる一方だ、自分だけを正当化して誰かを排除するような考えがどういう訳か近頃目立つような気がする。

もっとモヤモヤしてきて結局自分が前に進んでいない気がしていてもたってもいられなくなり溜まっていた社会を変えたいと思いが一気に吹き出した。

1月中頃上司へ

自分「やりたいことに専念するため役所やめます」

上司「そこまで考えているなら止めはしない。どうやっても無理そうな話だな大丈夫なの?」

自分「確証はありませんが後悔だけはしたくないです。」

こうして簡単に退職が決まった。

2つのことを同時にできるほど器用でないし、ましてや公務員は兼業が禁止されている。

タイミングとは自分が決めるもの

躊躇いや迷いがなかったと言ったら嘘だ。

明日からはもうなんの後ろ盾のないただの無職。

しかし「助け合いが普通の世の中」を実現のするために準備を重ねてきた。

全てが万全とはいかないが、仲間や応援してくれる人がいる。

市役所のみんなも快く送り出してくれた。

本鬼で始めます。

ダメなら指差して笑ってください。

チームには赫い革命家関聖二、パラレルワーカーKaori Fujioka、

Japanese Program Coodinator Yukiko Takahashiと「助け合いが普通の世の中」参加してくれました。

目標の到達こそが最優先です。

開発はオープンイノベーションの体制で進めていきたいと思っています。

(ご協力お待ちしております。)

応援してくれた皆さんこれからも引き続きよろしくお願いいたします。

令和4年3月31日

札幌市役所南区市民部地域振興課地域活動担当係

東山 博計

明日からはなんの後ろ盾もない「エリアコミュニティサポーター」

これまでありがとうございました。

これからもどうぞよろしく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?