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【人にどう思われているか】


『わたしのおじいちゃん、首つり自殺して死んだんだよね』と、彼女は昼下がりお昼ご飯を食べているわたしに言った。

大学一年生のある日の昼。

わたしはドがつく診断済のメンヘラだ。
今日だって通院日でこれから行く。
精神安定剤を浴びるほど飲んでいた日もあった。

しかし、わたしの見た目は何もそういう風に見えないらしい。

でも、自分の身の上話を聞いてもらえると思われているみたいだ。

これだけではとどまる事を知らず、その自殺の第一発見者は祖母らしい。
その後にお父様は精神を病んだ、彼女自身も病んだ。
その上にお母様は全盲らしい、両目ともに。

わたしは聞いていない。
大学一年生という身の回りの話を聞きたくて聞いた、なら分かるがもう一度言う唐突だ。

その時にわたしは秘密主義者で何でも言っても許されると思われていると初めて実感した。

確かにいじめられていたのもして平気だと思われていたから。
(これに関して言えば舐めすぎとは思うけれど)

確かにめちゃくちゃ身の上話を聞かされる。
例えば、『親にDV受けていたとか(風呂場の桶で殴られたって、怖すぎんじゃん)』、『一族の恥だと言われ風俗嬢をやっている子』や、『リストカットをやっている子』、『自殺未遂をした子』、『毒親持ちの子』…。

これらはわたしから聞いた事はほぼ無い。
急に教えてくれる。


毛並みは違うが、友人である日、芸人と付き合う感じになったと言われた。
もう一度言う、わたしは秘密主義者だ。
だからかも知れないが教えてくれた。
こんな事を何故言うのかというとその芸人のコンビのファンだからだ。

正直めちゃくちゃ驚いたしえええええってなった。
しかしわたしは誰にも(もちろんSNSでも)情報を漏らさず今に至る。


でも…わたしは25歳の中毎回年齢確認を酒を買う時にされるほど純粋無垢な人間だと自分では思っているがどうしてなのだろうか。。。

そして有難い事にわたしと話した人は話しやすいとも言ってくださる。


それは多分一旦受理するからだろうと思う。
皆は否定されるのが苦手だ、もちろんわたしもだ。
怖く感じる。


しかもわたしの中でのシステムで、『優しくされたいのであれば自分から優しくすべき』だと思っているから多分それで話しやすいと思われるのだろう。
(まぁ大人なら皆そやって出来てて欲しいけど)


そして色々刃を向けてしまう時もあるが多分わたしはピュアに見られてて、なんにでもオープンな人だと思われているのかなと思いつつこれはひとつの才能だから、辛いこともたくさんあるが無くさない様にしたいと思った備忘録だ。

まぁ気にしないでいいんだろうけどね。

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