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元作詞家の〝チョイ長〟呟き…信条

 かなり以前に、直接面識はないある方が私をイメージして描いて下さったものです。

 従兄弟の嫁の友人女性ですが、自動車事故に遭われかなりの重傷を負われたご経験がお有りでした。無事回復された後、それまで絵など一つも描かれたことは無かったそうですが、ある日突然に描きたくなると、以降まるで誰かに手を持って筆を動かされる様に作品が仕上がっていったそうです。「◯◯を描こう」と思う訳でもなく、ご自分の意志とは全く関係なしに作品数が増えたとか。因みに上の作品にある様な毛筆についても全くの素人でいらしたそうです。

 従兄弟の家に飾られていた彼女の作品に心惹かれ、叶うなら是非私も欲しいと何気なく話した所、それを伝え聞いた彼女が「彼(私)に描いてみたくなった」と仰って、お会いすることもなくイメージだけでこれを描き上げ送って下さいました。イメージというのは所謂彼女が受けた情報であり、時にその相手へのメッセージでもあるようです。

 感激と共に頂戴して以降、「あるがままに生きる」が私の人生テーマとなりました。当初はピンと来ずにおりましたが、時が経つにつれ諸々のシチュエーションで少しずつそれを理解し、今ではすっかり腑に落ちてお陰様で中庸に等身大の自分を生きられるようになりました。改めて思えばこの作品を手にした瞬間から私の生き方は物凄いスピードで変化して行ったようです。

「あの馬鹿者には言っておいてやらんといかん!」
と神様からのお言葉だったのでしょうか?

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