112 前川陽子とひばり児童合唱団 ☆ ひょっこりひょうたん島

【MY FAVORITE SONGS 112(私は音楽でできている)】

 「ひょっこりひょうたん島」は、私が小3~中2の間に平日夕方に毎日放映されたNHKの全1224話の人形劇です。少なくとも小学生の間は、だいたい見ていたように思います。

 当時27歳のNHKディレクターが「ひょうたん型の小さな島に自分勝手な大人としっかり者の子どもたちが住んでいる。その島を漂流させて、行く先々で騒動を起こす」という着想で、無名の29歳の井上ひさしさんを抜擢して脚本を依頼したそうです。その後直木賞や岸田國士戯曲賞、谷崎潤一郎賞、菊池寛賞等々数々の賞を受賞した井上ひさしさんのデビュー作となりました。

 登場人物が多国籍でバラバラの上にキャラが濃くて、いま考えてもかなりぶっ飛んでいる感じがします。初代大統領になったドン・ガバチョ、ギャングからほあんかんになったダンディーさん、海賊のトラヒゲ、美人のサンデー先生、天才少年の博士等々、バラエティ豊かです。この元祖ダイバシティのようなドタバタ劇が毎日楽しくて、しかも人間の様々な相を垣間見させてくれたように思います。

 私は、中山千夏さんが演じる博士が好きでした。博士のことを思うと、私は何となく「名探偵コナン」のコナンが重なる感じがします。コナンを描いた青山剛昌先生は年齢的にはギリギリ見ていない可能性が高く、全く関係ないかもしれません。でも、「ひょっこりひょうたん島」はその後のマンガやアニメ等子ども向けの創作に少なからず影響を及ぼした大きな作品だったのではないかと思います。

応援よろしくお願い致します。