子供向けアプリを作るときに気をつけていること
勤務先のLITALICOでのライトニングトーク用に作ったスライドを公開しました。この分野に興味を持ってくださる人が一人でも増えたらうれしいです。
UIデザイン以外にも、お子さんに使ってもらって検証したときに得たノウハウを以下に書いておきます。
フリックはなるべく避けよう
スマホ、タブレットを持たないお子さんにとって、フリックは未知の動作であり、すぐには理解できないようでした。また、やり方を説明しても終点まで画面をおさえ続けられなかったりします。
なるべくタップだけで操作できるように作りましょう。
マルチタッチに対応しよう
小さなお子さんでもタップはできます。ただし理想的にタップしてくれるとは限りません。
手のひらでバンバンと叩いたり、もう片方の手が画面上に触れていたり、運良く人差し指でタップしたとしても、手が小さいため他の指が画面に触れてしまったりして正しく認識できなかったりします。
アプリの内容にもよりますが、マルチタッチによる操作に対応しておくと、上記のような事態を防ぐことができます。
アプリにすべきか考えよう
お子さんの注意を引こうとしてあの手この手を尽くしても、YouTubeの動画1本にあっさり負けてしまったりします。
作る前にそれはアプリにすべきか、動画でいいのでは、アナログのほうがいいのではと、冷静に俯瞰で判断することも大切です。
それでもアプリにする意義を感じたら作りましょう。
実際のアプリをご覧ください
私が企画、開発をしているLITALICOアプリは以下のサイトにまとめてあります。無料なのでぜひお試しください。
LITALICO FUN STUDIO
https://app.litalico.com/jp.html
Unityアプリを世界にどんどんリリースするためにやったこと
https://qiita.com/higopage/items/31fe383e371148207d71
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便所の落書きのようなホームページ
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