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死神の精度/伊坂幸太郎

「でも、短い人生なんですから、片想いくらいはあってもいいと思うんですよ。」(p.164)
「人間がつくったもので1番素晴らしいのはミュージックで、もっとも醜いのは、渋滞だ。」(p.167)
「「荻原はどう考えてるんだ?恋愛とは何だ」「それが分かれば世話ないですよ。でも、たとえば、自分と相手が同じことを考えたり、同じことを口走ったりするのって、幸せじゃないですか」。」(p.173)
「千葉さんが言ったように、人生は短いんですから。何もないよりは、何かあったほうがまだいいです。」(p.174.)
「最高ではないけれど、最悪じゃない、そういうのってあるじゃないですか。」(p.174)
「自分の置かれている状況に、真実味が持てていない。無邪気で、屈託がない、とも言えるが、愚かとも言える。「想像力が足りないんだ」。」(p.216)
「俺はよく思うんだけれど、動物とは異なる、人間独自のつらいことの一つに、幻滅、があるじゃないか。」(p.232)
「幸せか不幸かなんてね、死ぬまで分からないんだってさ。」(p.299)
「自分が他人からどう見えるのかを、これほど気にする生き物も珍しい、と私は改めて感心する。」(p.301)

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