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自己主張が苦手だとしても、代弁者であるなら伝えられる。

自分を出すのが苦手な人って少なくないと思います。やたら堂々としている人がいると萎縮する。自分の意見はなかなか出せない。。。

そんな方に今日の気づきが役に立つかもしれないと思ったので、テーマに取り上げてみました。

「ドライバーを借りてきて。」

今日友人Aさんがアトリエをリニューアルするにあたり、部屋の片付けを手伝いにいきました。

片付けの邪魔になるので、扉を外そうということに。そこでドライバーが必要になりました。

「友人Bの家からドライバーを借りてきて。」とAさん。

共通の友人が近くに住んでいるので、僕がドライバーを借りに行きました。

普段なら何かを借りるときに躊躇ってしまうのですが、今日はすんなり借りにいくことができました。

それは、借りる主体が私自身ではなかったから。あくまで"Aさんの代理人"であったので、すんなりとドライバーを借りることができました。

代弁者として高らかに叫ぶ

ドライバーの件は身近な例ですが、規模が大きくなっても同じだと思います。

例えば、国連で環境問題について訴えたことで一躍有名になったグレタ・トゥーンベリさん。

誰かが主張しなければいけない地球環境への問題提起を、彼女は若者の代弁者として主張しているのだと思います。

他にも、深澤直人さんは『デザインの輪郭』の中でこう述べています。

僕が考えたわけではなくて、そうなるべき姿であったということの結果だと思います。

『デザインの輪郭』

あくまで、自分はあるべき姿が見えているからこそ、そこに向かうために誰かの代弁者として主張しているだけ。

代弁者としてのスタンスがあるからこそ、堂々と意見を発することができるのではないのかなと思いました。

良しとするものに突き進む

自分わがままをお願いするのは難しくとも、誰かがすべきであることを代わりに主張するって意外とできること。

男女で差別される社会がおかしいと思うから、ジェンダー問題に声を上げる人がいるわけだし、格差社会はおかしいと思うから、社会保障制度に介入する人がいます。

本来、どのような世界であるべきなのか。

そこに向かっていくために必要なことならば、自己主張だとしても、誰かの代弁者として堂々と意見できるのではないでしょうか。

自分が良しとするものに突き進むことが、自信を持って意見が言えることに繋がります。

だからこそ、自分が好きなものを探求していったり、良いものは良いと言えるだけの素直さは持ち合わせていたいなと思いました。

お読み頂きありがとうございます!まだまだ伸び代なので、ぜひフィードバックなども嬉しいです!