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やる気を高める3つの力

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

50歳になり、法人化して会社という組織を作りました。
会社を作ろうとずっと考えていたわけではありません。
大学卒業後は、しばらく民間企業に勤め、
その後体育教師になりたいと思ってたんです。
子供達にラグビーを教え、ラグビーを通して健全な、
人間力豊かなリーダーとなる人材を育成したいと、
具体的に目標を抱いていました。

しかし、28歳のとき、社会人ラグビーチームの監督に就任しました。
チームの再建と会社への貢献、いくつもの難題に、
自分の夢の実現など考える暇もなく、
いつの間にか教師になるという夢は消滅していました。
思いのほか、教師になることに執着はなく、今となっては
メディアの話題になることがなくなり良かったかな、なんて思います。
時代背景も手伝って、「熱血教師・行き過ぎた指導!」
なんて見出しになってしまったら大事です 笑。

しばらくすると、中学校や高校から
「職業人とは」という講義の依頼をいただき、
年に数回子供達に話をするようになりました。
私は子供達に、
「なんでもいいから、やりたいことを見つけること!」と話しました。

やりたいことのひとつひとつは、なんでもいいんです。
些細なことでも人の役になったり、
社会のためになるようなことを見つけてほしい。
人間は、何もしない方が楽なんです。
そういう風にできているんです。しかしそんなときは、
自分自身の状態をなんでも受け入れられる
「空」にしておくことが大切なんです。

さらに年月は流れ、サラリーマン時代に転職を決定づけた判断材料として、
役員、社員の報酬・給与、顧問料があります。
人事総務に所属していたので、すべて見えてしまっていたのです。

なにも成果や結果をあげていない、成功もしていない、
つまりなにひとつ貢献をしていないのに、
なぜこんな報酬を与えられているのだろうか?
就任したばかりの取締役の高収入に、
不快さを感じたことがありました。
やるべきこと、貢献して、
結果をだしてからでは、なぜいけないのだろうか?

そこから安定したサラリーマン生活を払いのけ、
一度はどん底も経験しました。
今思うと、どん底も素晴らしい経験を与えられたのだと思います。
「できないこと」をやることに意味があります。

私の幼少期、昭和の時代は、まだ日本には外食できるお店も少なく、
当然コンビニもなく、お腹をすかせて帰ってきても
冷蔵庫には最低限の食材しかない、そんな状態でした。
お袋が、残りご飯で味噌のおにぎりを作ってくれて、
それをおやつ代わりに食べていました。

高度経済成長期といえども、まだまだ貧乏な時代でした。
しかし、敗戦を糧にみなハングリーな時代でした。
大人も今より情熱的に子供を教育していたと思います。
当然子供もエネルギーが高いので、
反発して学校は毎日お祭り状態でした 笑。
もちろん問題もありましたが、傾向としてとても勢いがありましたね!
日本のGDPはぐんぐん成長を続け、世界の水準に追いつきます。

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それから30年、日本は低迷期を迎えます。
易経ではこの時代を、夏至から冬至へ向かう、陽から陰の時代、
坤為地(こんいち)の時代であるとしています。

西洋占星術でも、土の時代から風の時代へと変わっています。
これからはある一定の場所に留まったビジネスをするよりも、
ある種遊牧民的な働き方があっているのかもしれません。

▶▶▶yujiさんの本も、分かりやすく書かれていて面白いですよ!

それでも、どんな時代でも、いつの時代にも、
やる気を奮い立たせる3つの力があります。
その力とは、Poor(貧乏であること)、Hungry(空腹であること)、
そしてPassion、情熱的であることです。
過保護になる必要はないんです。ハングリーでありましょう!


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