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負ける理由は組織の内部に

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

経営者、指導者、リーダーは常に内外に目を向けていなければなりません。
長くチームスポーツに関わり、様々なスポーツの監督や、
企業人事として、「組織」についての思考を働かせてきました。
理想の組織、チームとは、
「厳しいことでも前向きに、笑顔で取り組めるか」にかかっています。

帝京大学ラグビー部に入部した長男は、
チームトレーニングが始まったそうです。
毎日LINEで、一日の振り返りを送ってきます。
高校時代の厳しいトレーニングをさらに超えた厳しいトレーニング、
さらにコーチ陣から「それでも日川高校ラグビー部だったのか?!」と、
ハードストロークが飛び交います。

フィットネスでは常に限界タイムが決められ、
時間内に走れなければもう一度走ることになります。
罰ゲームのようです。
それでも、今までのチームとは違うと、彼に気付きがありました。
「厳しいトレーニングでも、選手同士が励まし合って、
お互いを叱咤激励している」と、長男は話してくれます。

原田式メンタルトレーニングのセミナーで、
川阪講師から「何をXどんな気持ちでやるか」という話を伺いました。
それと同じですね。新キャプテンは常に今シーズンのことを考えています。
45週しかないなかで、何をXどんな気持ちで取り組むか、
常に「勝利意識をイメージ」しています。

厳しい練習ですが、練習を終えたら仲間同士です。
寮に帰れば学生同士の関わり力、コミュニケーションも大切です。
特に同じ寮の先輩は、親切に関わってくれるそうです。
厳しいルールと優しい関わり、シンプルですが、
10回日本一を達成したチームのカルチャーです。

息子は今まさに、それを経験しているんです。
息子は毎日、「おとうちゃん、先輩たちはデカイし走れる」と言います。

指導者、コーチ陣は、常に組織内にほころびがないか
俯瞰して内外に目を向けています。
組織がうまくいかない、動かない時には何が起きているのでしょうか。
チームが勝てなくなっているときは、何が原因でしょうか?

チームには、いろんなタイプがいます。
組織の問題とは、心の、マネジメントの問題です。
リーダーの役割が明確になっているかにもかかっています。
「人を扱う」ということは、一筋縄でいくものではありません。
組織の問題の80%は、人間関係の問題と言えます。
社内、チーム内がどのような状況、環境にあるときに、
社員、選手にどのようなほころびが見えるのか。
この原理・原則を押さえることが大切です。

次回、具体的に理想の組織、チームを見ていきます。


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