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第909回 鳥類の雑学

①https://www.pinterest.at/pin/603130575069906863/より引用の鳥のイラスト

②世界中に一番多く生息しているアマサギ(体長約50㌢)

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   鳥の雑学として遊び半分に語ります。               ⑴鳥には汗腺がない→汗をかかない。それは羽が濡れると飛行に邪魔で、気嚢が冷却の役目をする
アマサギ→飴色鷺の略(アマツバメは雨)→アマに変化したのと同様で亜麻は間違い。
ウミウ→属名が"Phalacrocorax"=禿げ頭のカラスなのに種小名は"capillatus"=髪の豊かな
⑷枝に止まって寝ても落ちない→木の枝などに止まってしゃがむと、指先からつながった腱が引っ張られ、自然に指が枝を握るので、握るための力は必要なく、落ちることも無い。
オナガガモ→世界三亜種、他二亜種は尾が短い
⑹電線の鳥は感電しない?→電気は電圧が高いほうから低い方へ流れる。鳥の体より電線の方が電気抵抗が小さく、電気は鳥の体を通さない。一本の電線に止まっていれば感電しない。

③https://blog.goo.ne.jp/to3300/e/ea75e80da769d3227f196ee20e1b9149より引用の大きく広がっているのは、尾羽でなく上尾筒の孔雀

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   ⑺クジャク→長く美しい飾り羽は尾羽ではなく、上尾筒
⑻鳥の首の骨→哺乳類は七つだが、鳥は平均14個
⑼クレーン→鶴の英名はクレーン。形が似ているので起重機にもクレーンと付けられた。
⑽高山病→人は一歩一歩ゆっくり歩いても高山病になるが、鳥は一気に飛び越えても平気。鳥には肺以外に気嚢が九つあり、空気交換率が高い。鳥類は血圧が高く、赤血球が多くて血糖量が人の倍
(11)個体数→約3,000億羽
(12)産卵・孵化→卵は尖っていない側から出るものと、とがった側からと半々。ヒナは卵のとがっていない方から出る。(逆子にならない?)

④https://note.com/hiho2351/n/n015ed181ad64/editより引用のジンクスのいわれの爬虫類に擬態するアリスイ(体長約17㌢)

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   (13)幸せの青い鳥→メーテルリンクが書いたチルチルとミチルの物語。青い鳥(tourtereau)は、ごく一般的な鳩。(コキジバト)。アオガラ説もあり。
(14)ダチョウが空を飛ぶには助走時速千km要す。
(15)狩猟鳥→キジバトは捕って良いが、ドバトはダメ。(レース鳩を撃ってしまう危険性があるから)
(16)食材のアナツバメの巣=燕窩7(えんか)→アマツバメ目アマツバメ科アナツバメ属の、ジャワアナツバメオオアナツバメシロハラアナツバメなどの巣。海草と唾液でできている。(17)ジンクス→アリスイが語源。アリスイはギリシャ語でJynxイユンクス。英語綴りでjinxジンクスと変化アリスイは爬虫類のように首を後ろに曲げるので、不吉の象徴とされた。ジンクスは本来縁起が悪い習慣を意味する言葉。

⑤人より体重比で脳の比率が大きいスズメ(体長約15㌢)

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   (18)スズメ→脳の重さ1.2g。体重比人より大きい(19)セグロカモメ→『カモメのジョナサン』が映画化された際、ジョナサンの父親役を演じた。
(20)セグロセキレイハクセキレイもオス成鳥夏羽は背が黒いので、米名はBlack-backed Wagtail
(21)007→イアン・フレミングはアメリカの鳥類学者からジェームズボンドと名づけた(有名な話し)
(22)空飛ぶ山羊ことタシギ→繁殖期にメエメエと音を出しながら飛ぶ。
(23)ツバメの巣→自然物に作られた巣は全く無い
(24)手品の鳩→手品で使われる白い鳩はギンバト。羽を畳むと小さいが、羽を広げると大きく見える鳩の中でも特に大人しいし、銀だけど白い。

⑥日本の鳩時計は実はカッコウ(体長約35㌢)

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   (25)冬に水鳥は冷たい水辺にいて脚は凍傷にならない?→血管が網の目状になっていて(ワンダーネット)、動脈を流れる温かい血液が、静脈の冷たい血液を温めるので、凍傷にはならない。               (26)鳥肌→表皮の下の真皮にある立毛筋が収縮して毛を立てる。毛が、空気の層を作り防寒に役立つ。人の毛は細いので無意味。
(27)鳥目→ほとんどの鳥は鳥目ではない。しかし、暗順応には時間がかかる。
(28)ハゲタカ→禿鷲はいるが、禿鷹はいない。
(29)鳩時計→声はカッコウだが、名前は鳩。最初に発明されたドイツではカッコウ時計。Kuckucksuhr⇨英語でもカッコウ時計cuckoo clockだが、日本でカッコウは閑古鳥の別名があり、縁起が悪いので鳩になった。

⑦眼の周りが白いだけのメジロ(体長約12㌢)

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    (30)腹式呼吸→鳥には横隔膜がなく、腹式呼吸はできない。
(31)麻雀→中国語でスズメ(マア・チュエ)  日本語の麻雀は麻将と書くのが普通。麻雀と表記するのは香港など南部地域のみ。北京語でスズメ。牌をかき混ぜる音がスズメの集団就塒場の騒ぎに似る
(32)雅→鴉と同じで、カラスのこと
(33)メジロ→眼は白くない。瞳は暗色、虹彩は褐色、眼の周囲に白い輪がある。白い部分には細かく短い羽毛が密生する。コチドリカリガネのアイリングは黄色。この部分は羽毛のない裸出部。

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