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第526回 鳥が関係する物

①http://mellpapa.lolipop.jp/AMC007.htmlより引用の烏口のペン

   ※「カラス」のクチバシからの文具                                        カラス口は、製図用の特殊なペンで、ペン先の形状が「カラス」のクチバシに似ていることからこの名で呼ばれています。「二枚の細く加工された鉄板からなるペン先を持ち、ネジによって鉄板の間隔を調整することで線の太さを変更することが出来る。ペン先をインク、もしくは塗料等に漬け、間に保持しながら線を引く。細く、均一で、ある程度連続した綺麗な線を引くことができる」     Wikipediaより

②https://blogs.yahoo.co.jp/ringjuku/14527727.htmlより引用の「イスカ継なぎ」

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   ※野鳥イスカのクチバシから得た工法         『「いす」は鳥の名前から転じて、イスカという鳥がクチバシを広げたような形のことをいう。1)遣り方の杭の上部を「いすか」に切っておくと、上部から力が加えられると捲れ上がるので、杭が動いたかどうかわかる。矢筈(やはず)に切っても同じ効果がある。2)両方からクチバシを咬み合わせるようにした、細長い木材のつなぎ方』タクミホームズより

③http://taneya.jp/la_collina/blog/2017/07/28/鳴子プロジェクト2017/より引用の「鳴子板」

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   ※野鳥の食害から考え出された「鳴子」          『鳴子は音を出す道具のひとつ。もともとは引板(ひきいた、ひいた、ひた)と呼んだ。「鳥威し」(とりおどし)の一種。穀物を野鳥の食害から守るため、鳥を追い払う目的で使われてきた道具である。木の板に数本の竹筒や木片を糸で吊るしたものを、田畑の中に設置する。これの番をして田畑に鳥が来たら鳴子を鳴らす人を「鳴子守」「鳴子引」「鳴子番」といった』Wikipediaより

④https://seiyudo.ocnk.net/phone/product/5416より引用の茶道具の「羽箒」

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   ※野鳥の羽根から茶道に使われた「羽箒 」                                                               『羽箒は鳥の羽で作った箒です。炭手前の時、炭や灰の粉が散るので、風炉、炉、炉縁、炉壇、五徳の爪、釜の蓋などを羽箒で清めます。ツル類やノガン、セイラン、コウノトリ、ハクチョウ、フクロウ、シマフクロウ、トキや猛禽類などの様々な大型鳥類の主に翼の羽で作られた羽箒が使われています。利休の頃から点前道具として使われるようになったとされています』茶茶炭倶楽部

⑤https://ichigoichina.jp/kanji/18/櫂より引用の舟の「櫂」

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   ※カイツブリの趾から作られた「櫂」              『櫂とは、人力により船の推進力を得るための道具。櫂は一般に長い棒状であり、一端の平らな部分を水に入れ、漕ぎ手はその反対側の柄の部分を握って操作する』(Wikipediaより)   また酒蔵でも、主に酒母や醪の撹拌に用いる蕪櫂(かぶらがい)や半切で生酛を仕込んだ際に半切の隅々まで撹拌する棒櫂、生酛の仕込後など、物量が硬く撹拌する際に用いられる鬼櫂の三種があります。

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