20190124次に身近な野鳥です

第3回 次に身近な野鳥です

🎵カァラァス なぜ鳴くの カラスはやぁまぁにぃって童謡を知っている世代も少なくなったでしょうか?昔カラスは街にはあまり見かけず、それ故に街にカラスが現れてカァカァ鳴くと、昔の人は何か不吉な予感とか、誰かが死ぬからなんて…(写真は生物モラトリアムより引用)
写真のようにカラスといっても、左手のハシブトガラスと右手のハシボソガラスの二つがいます。おそらく童謡のカラスはハシボソガラスで、山野に住んでいます。身近なゴミ置場にいるカラスはハシブトガラスという嘴が太いカラスです。
一見、二つのカラスはどちらも体色が黒い色をしているので、同じように見えますがハシボソガラスより一回りほど大きいのがハシブトガラスで、ゴミ置場に群がって、ゴミ袋を食いちぎり、ゴミを漁って食い散らかす厄介者です。
童謡のハシボソガラスは雑食なのですが菜食性が強くて、普段は木の実なんかを食べていて、鳴き声も厳密に言うと、ハシブトG(省略)がカァカァと澄んだ声に対して、ハシボソGはガァーガァーと濁った声で鳴きます。住まいの違いです。
ハシブトGは以前は森林に住むカラスでした。人間の開発という名の森林伐採で人の住む街中にやって来たのです。いま問題になっている猪や熊のように、人里に餌を求めて…しかし、人間社会はハシブトGにはその人のゴミが大切な食料となりました。(また続きを書きます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?