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第1670回 チキンラーメン誕生

①https://www.pinterest.jp/pin/340725528061310202/より引用のチキンラーメンを食べる小池さん

   ①のタイトル画は藤子不二雄(藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄)が、1964年の週間少年サンデーに掲載された「オバケのQ太郎」に登場し、ラーメンが大好きでいつもラーメンを食べている中年男性。天然パーマ(非常に癖が強くアフロヘアに近い)、眼鏡、焦点の定まらない目、締まりのない口で何時も不機嫌そうなのです。チキンラーメンは日清食品が販売するインスタントラーメン。販売開始年が1958年で、小学校に入学した私は小池さんがチキンラーメンを食べていると見てました。

②https://tokubai.co.jp/news/articles/2151より引用のチキンラーメンの新旧パッケージ

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   ②の写真のパッケージが日清製粉のチキンラーメンです。チキンラーメンの名前の由来は、安藤百福(日清食品創業者)が発明しました。チキンラーメンが発売されたのは1958年8月25日。戦後の焼け跡の屋台に、一杯のラーメンを求めて長い行列を作る人々の姿が脳裏から離れず「もっと手軽にラーメンを食べられないものだろうか」という思いから、家でおいしく手軽に食べられるインスタントラーメンの開発に乗りだして、麺を油で揚げて乾燥させ「瞬間油熱乾燥法」に辿りつきました。

③https://www.nissin.com/jp/about/chronicle/より引用の若き日の安藤百福

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   安藤 百福(1910年3月5日〜2007年1月5日)は、日本の実業家。日清食品(株)創業者。インスタントラーメン「チキンラーメン」、カップ麺「カップヌードル」の開発者として知られています。チキンラーメンにはチキンのエキスが入っているからチキンラーメンなのです。なぜチキン味かと言いますと、フランス、中国どこの料理先進国でもスープの基本はチキンなので、あっさりでくせがなく、みんなに愛されるチキン味ということを安藤百福は、開発の最初から決めていたみたいです。

④https://www.cobalog.com/entry/chikenramenより引用のチキンラーメンの食べ方

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   袋入りインスタントラーメンで、調理方法は丼などの容器に入れてお湯をかけ、蓋をするか密閉するだけです。容器を別に用意する必要があるほかはカップ麺とほぼ同様の調理方法で、必ずしも鍋で煮る必要がない点が他の袋入りインスタントラーメンと大きく異なります。もう一つの特徴は、麵自体につけられた味がお湯に溶けてスープの役割を果たすことです。そのため粉末スープ袋などの別添がなく、お湯をかけないまま食べることも可能です。それが小池さんを誕生させたのです。

⑤https://www.ikedashi-kanko.jp/pickup/3927より引用のNHK朝ドラ「まんぷく」

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   日清チキンラーメンの開発に携わった安藤百福のストーリーを2018年10月1日(月)からNHKの朝ドラ「まんぷく」という代名で放送されました。このドラマは、インスタントラーメンを発明した日清食品の創業者の安藤百福さんの妻仁子さんをモデルとしたお話です。安藤百福さんは大阪府池田市で世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明しました。今ではインスタントラーメンはスーパーやコンビニで当たり前に買える食べ物ですが、その発明には山あり谷ありでした。

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