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第1643回 鳩胸と鳩尾

①https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=ハトより引用の鳩胸のイラスト

   よく街中で普通に見かける鳩の仲間の身近すぎるドバト。集団でいようがいまいが、人から餌を貰っていない時や、冬場に日向ぼっこしてます時、ただ単にくつろいでいる時など、①のタイトルイラストのような『ハト胸』を誰が一度はご覧になられたことはあると思います。特に冬の寒い時に身体を膨らませている時なんかはもっと『ハト胸』が膨らみますので素晴らしく大きく感じます。『ハト胸』の中身は凄い胸筋みたいて、なるほど羽ばたく時には力強い羽音で飛び立ちます。

②https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/kobu/hatomune.htmlより引用の鳩胸の図解

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   『鳩胸』をネットで調べますと「肋骨が過剰に成長することで胸の中央部が陥凹する疾患を漏斗胸反対に突出する疾患を鳩胸といいます」とあります。また平たくいいますと「鳩胸は、胸部が鳩の胸のように高く突き出ていること」となります。しかし、私たちがよく使っている『ハト胸』とは「世間では、見かけ上、胸が前や上向きに出ていて目立つさまを『ハト胸』と呼んでいます。またハト胸が自慢の人、コンプレクスを感じる人など人それぞれ」として『鳩胸』と見解が違います。

③https://chu2.jp/post/6791/より引用のハト胸の飼鳥ポーター(体長約40㌢)

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   『ハト胸』のハトの仲間に於いて、その中でも最もハト胸なのが③の写真のポーターという、その昔の飼鳥であった今は名前をドバトの飼鳥の時よりの名前がカワラバトの改良された特別なハトといえます。他の改良された生き物で頭に浮かぶのは金魚のデメキンやランチュウなどがあがります。このポーターは観賞用として改良されたといいますが、人でこんなにも膨らんだ胸なら、病気で『鳩胸』にあたると思います。改良された本人のポーターは心の中でどう思っているでしょう。

④https://munahaku.jp/2018/06/05/ドバト(カワラバト)/より引用のドバトのハト胸

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   ここでは、病気の一種の『鳩胸』とではなく、ハトの胸のように盛り上がっている健康的な胸を『ハト胸』と呼んだ場合に、その代表的な『ハト胸』の私達が知る身近なハトはドバト(カワラバト)です。③のポーターの原種はカワラバトです。カワラバトは人により伝達のために早く飛ぶ事が出来るハトに改良され、伝書鳩やレース鳩に姿を変えました。末裔たるハトが今も胸筋の発達したドバトです。皆さんもドバトが羽ばたく瞬間の「ヒュン、ヒュン」の羽音はご存知でだと思います。

⑤-1.https://missuniversejapan.com/xx/?a=/a/20180223020005.htmlより引用の鳩尾

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⑤-2Twitterより引用のドバトの尾羽

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   『鳩尾』と漢字表記して「みぞおち」と読みます。人間の体の一部であり、人間の急所の一つです。⑤-1.の図のように肋骨の下、胸の中央部のくぼんだ場所を指します。別名「心窩(しんか)」「水月」ともいいます。なぜ『鳩尾』なのかは⑤-2.の「みぞおち」の形が「鳩の尾」に似ていた為にこのような漢字で表します。なぜ「みぞおち」という名称になのか。それは「水落ち」の訛りであると言います。飲んだ水が落ちる感覚のある場所が『鳩尾』だったので「水落ち」から転じました。

追加

http://blog.first-moon.com/s/article/21377505.htmlより引用の女性占い師🔮のイメージ

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