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第1199回 驚きの野鳥の行動

①https://www.google.co.jp/amp/s/tenki.jp/amp/suppl/usagida/2016/03/13/10751.htmlより引用のツバメ(体長約17㌢)の営巣

   私なんてもう、生まれてこの方①の写真のツバメ一家の営巣を毎年見ています。春先になると、越冬のために南の国に渡っていたものが、生まれ故郷に帰ってきて、つがいの相手を見つけて、民家の軒先に営巣します。もうそれが生まれてもの心ついた時からのことなので、自然なツバメの営巣なのだと疑うことなしに思っていました。よくか考えれば、かってはカワラバトと呼ばれたドバトなら、人に慣れているからとなりますが、ツバメは野鳥なのになぜ民家の玄関に営巣するのかな。

②http://2noraneko222.hatenablog.com/entry/20140127/p1より引用の駐車場にいるハクセキレイ(体長約21㌢)

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   ②の写真のハクセキレイにも問い掛けてみたいです。ドバトも人の足下に寄ってきて、餌をねだるだけでなく、近づいてくる人がいても逃げようとはせずに、歩いて離れる程度です。元は飼鳥のカワラバトだったことが本能に残っているかもしれませんが、このハクセキレイは、かっても飼鳥ではなく、水辺に生息していた野鳥なのに、人の足下にはいかないものの、ドバトより人や車が近づく、コンビニの前の駐車場にいて、人の食べるおこぼれ頂戴はいいけど、車にはハラハラします。

③https://note.com/hiho2351/n/nafea2a13dc53より引用の都市のビル街に営巣するイソヒヨドリ(体長約25㌢)

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   ハクセキレイも引越し組に違いありませんが、この③の写真のイソヒヨドリもその名が示すように、磯辺に住む野鳥でした。岩辺のゴカイや海辺の生き物を食していましたが、どういう原因か、最近では街中に引っ越して参りました。日本の海辺にいる前にはアフリカやユーラシアの大陸では高山の岩場にいました。そして最近では、もっと硬い塊のビルのエアコンの取り付けの隙間などに営巣します。海辺や高山の岩場はわかりますが、人の住むマンションを好むなんてわかりません。

④https://note.com/hiho2351/n/nd1eb58fe32e0より引用の街中に住むヒヨドリ(体長約28㌢) 

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   今ではヒヨドリは身近な野鳥として、街中ても普通に年中見られる野鳥になりましたが、私の生まれた昭和三十年代には見かけませんでした。それもそのはずで、温かい地域には冬鳥として生息し、暖かくなると国内移動する渡鳥の一種の漂鳥でした。その証拠みたいな有名なヒヨドリの渡りが伊良湖岬と関門海峡です。冬場の寒い時期に温かい地域に渡ります。数十羽から百数羽で渡ります。それが今では大体が、日本中にヒヨドリは留鳥として「ヒーヨ」と大きな声で鳴きます。

⑤https://www.google.co.jp/amp/s/msachiko1.exblog.jp/amp/29616374/より引用のモズ(体長約20㌢)はなぜ早贄をするのか 

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   この題名での五つ目の⑤のモズの行動は学術的にも解明されていません。古代エジプトの遺跡の解明は相手が生き物ではありませんが、この『早贄』はモズが生きている遺跡のような感じがします。早贄はモズが捕獲した獲物を食べずに樹上の枝に串刺しして保管する行為です。貯食なのか、それともモズの縄張りを知らしめす為の行為なのか、研究の結果に早贄をしてそれを食べるモズほど繁殖期のメスに、物真似の鳴き声をしてよくモテる。色んな学者が研究し謎を解明しています。

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