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第376回 遊び心のあるカラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス共に9回目)

①https://01949088.at.webry.info/201102/article_7.htmlより引用の滑り台で遊ぶカラス

   飼い猫や犬なら、人間がペットの子供の頃に猫じゃらしだとか、犬用のボールなどを使い、遊ぶのはじつは人間が仔猫や仔犬と自分が遊びたいからで、決してペットは自分で考えて行動はしていません。しかし、人間の遊ぶ様子を見て、興味を持って、人間と同じように遊ぶ生き物がいます。

②https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/yoiner/entry-12030506663.htmlより引用の電線にぶら下がるカラス

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   それがハシブトガラスハシボソガラスです。この二種類のカラスは人を真似て遊ぶのです。①や②はカラスの遊びの定番かもしれたません。人間が楽しむこと興味を持って、自分でもやってみて楽しいから繰り返す。また電線にぶら下がって、片足を外したりしてスリルも楽しみます。

③枝垂れ柳の枝を伸ばしてぶら下がるカラス

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   ③の動画はハシボソガラスです。ハシボソガラスハシブトガラスと違って人間とは、ある意味距離を置いて人間を観察しています。この③はブランコの応用かもしれません。また電線に片足でぶら下がった時の揺れを体験したいからこんなジャングルジムのように遊んでいるのかもしれません。

④YouTubeより、強風を利用して遊ぶカラス

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   私の目からはハシボソガラスの方が、クルミの殻を割るためにクルミを車にわざとひかせたり、貝を空中から岩場に落としたりする様は、人間の様子を真似したものではありません。自分で考えたのだと思います。④は人間では出来ない遊びです。自分たちの行動も遊びたいから考えています。

⑤https://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/34547166.htmlより引用のボールで遊ぶカラス

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   ⑤の写真は多分子供が忘れていったちっちゃなオモチャのボールをまるでサッカーでもするように遊んでるいます。これもハシボソガラスです。このカラスは幼鳥の頃から、こういう遊びに興味を持って注意深く観察し、学習して最後には楽しむのです。親鳥が教えることもあるらしいです。

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