【67本目】支出の最適化

支出の最適化

 今回は、節約目的で引っ越した結果、想像以上に節約効果を感じられたため記事にしました。
 30近くでFIREした三菱サラリーマンさんは、節約という言葉よりも、支出の最適化という言葉を好んで使うそうです。私自身、引っ越していろいろな効果を実感し始めてから、確かに節約というよりも支出の最適化という言葉はたいへん良い言葉だな、と思うようになりました。
 というのも、私自身、「節約」という言葉には、家賃を抑えるための引越しの意味はあまり含まれていなかったためです。「節約」というと、どうしても日々の食費を削ることやエアコンを使わないなどの意味合いが強かったです。
 支出を削るために面倒な手続きをしたり、数日をかけて部屋を片付けたり物を捨てたりすることは、節約の意味合いには含まれていなかったのです。
 そこで、今回の記事では節約ではなく、支出の最適化という言葉で表現しました。

引っ越してみるみる支出の変化が起きた

 引っ越してみるみる支出の変化が起きました。元々は家賃を削るために引っ越しを決意し、昨年に悩んでいるうちに契約されてしまった部屋が今年空いたためすぐに契約した家賃30000円、共益費2000円、駐車場代3000円の物件です。
 まだ引っ越して一月なので実感してはいませんが、以前の住居の家賃がいろいろいれて61000円かかっていたことを思えば、かなり住居費の支出が減ることになります。

通勤手段の変化

 そして通勤手段は自動車から自転車に変わりました。住居が職場まで5km圏内になったためです。この通勤手段の変化も支出に大きな影響がありました。ガソリン代が不要になったためです。
 念のために軽の車を所有していますが、引っ越して三週間、ほぼ使っていません。そのためガソリン代がほとんどかからなくなりました。

通勤時間の短縮

 さらに通勤手段が自転者に変わったのにもかかわらず、通勤時間は30分から15分へと半分になりました。シンプルに距離が近くなったためです。
 この通勤時間の短縮が、更なる支出の最適化に大きな役割を果たしました。食費の軽減になったのです。 

通勤時間の短縮によるストレスの軽減

 通勤時間が短くなったことで、1日に使える時間が増えました。ざっくり毎日30分は増えています。片道30分なので1日1時間を通勤に使っていました。それが1日30分に減ったわけです。朝は余裕ができたし、帰りも焦る必要がなくなりました。
 そのおかげで睡眠時間が多く取れるようになり、日々の生活に余裕が生まれました。
 日々の生活に余裕が生まれ、ストレスが減り、食費が減りました。

ストレスの軽減による食費の減少

 ストレスが減ると、食事をお腹いっぱい食べなくてもいいや、となったのには驚きました。私は学生時代野球部に所属しており、食事はお腹いっぱい食べることが正義みたいな習慣がついていたのです。
 これが不思議なことに、日々の生活に時間の余裕が生まれ、ストレスが軽減されると、「そんなに食べなくてもいいや」と思えるようになりました。
 今では、朝食も夕食もなくてもそんなに気になりません。お腹が空いたら食べたらいいか、と思えるようになり、冷蔵庫に溜め込んでいた食材も必要最低限でよくなり、どんどん食材が減っています。
 食べなくても良いから出費が減るし、いざ食べることを楽しみたいと思ったときには外食すればいいか、と思えるようになりました。しかし今のところそもそも外食で食べる出費のストレスがあるため自炊しています。

まとめ

 自分なりに節約ではなく支出の最適化をするとはどういうことか、という実感を記事にしました。
 結論としては、今の生活を変えずにできることをして支出を減らすのが節約、今の生活を住居から変えて面倒な手続きなどを含めて支出を減らすのが支出の最適化、という実感となっています。
 引っ越しはなかなかエネルギーがいることなので、踏み切るのには勇気がいることと思います。
 しかしながら、家計と向き合い、行動を起こした先には間違いなく一歩進んだ世界があるのだと、今回の引っ越しで実感しました。この記事をお読みくださっている、支出の最適化に二の足を踏んでいる方の背中を押すことができれば幸いです。
 それでは皆様、明日も良い1日をお過ごしください。

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