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「情報科学」から「学び」を考える【イベントメモ】

惹きこまれる話が沢山の良イベントでした。

教育の話に堀田先生が上手に結びつける
パネルディスカッション。

chatGPT等にどう教育に活かしていくか
等の話題も出たけど、もっと長い時間、
いろいろお話伺いたかったかな…


情報科学研究科30周年記念事業
東北大学 大学院情報科学研究科シンポジウム
「情報科学」から「学び」を考える

プログラム
2023年2月19日(日) 13:00 ~
学びにも大きな変革をもたらすDXの波。
誰もが生涯にわたり学び続ける時代となったいま、
情報科学の視点から、あらためて深く
「学び」を問い直してみたい。

講演1 学びの見える化でより良い教育を
教育データ利活用基盤システム LEAF を用いた教育DX
緒方 広明 教授
京都大学 学術情報メディアセンター

講演2 情報科学を学びの現場へ
情報科学研究科ラーニングアナリティクス研究センターの活動状況
堀田 龍也 教授
人間社会情報科学専攻 メディア情報学

講演3 あなたの脳に合った学び方で
やり抜く力とwell-beingな学び
細田 千尋 准教授
人間社会情報科学専攻 学習心理情報学

講演4 学び方と教え方を心理学の知見から
理解の認知プロセスと学びの支援
邑本 俊亮 教授
東北大学災害科学国際研究所

講演5 ビッグデータの力を学ぶ力に
学習行動分析に基づく教材のデザイン
長濱 澄 准教授
人間社会情報科学専攻 メディア情報学

講演6 記述式でも採点や添削をAIで
自然言語処理によるライティング自動評価
乾 健太郎 教授
システム情報科学専攻 知能情報科学

パネルディスカッション
情報科学が切り拓く未来の教育
モデレータ堀田 龍也 教授

東北大学大学院情報科学研究科では、人はどのように学ぶのかという基礎研究から、人の学びを支援するシステム開発研究、システムの利用によって学習行動が変化するかという学習分析研究など、学びに対する研究が多層的に進行しています。情報科学のこれらの知見をもとに、これからの時代の学びの支援の在り方や学校の新しい形などについて議論していきます。

どれも興味深かったが、特に印象的だったのは細田先生の脳科学の話。やり抜く力や振り返りの意義を最新の脳科学で計測&説明可能とのこと。脳の成長曲線等もまだまだよくわかってないことが沢山のフロンティア風にも感じたり。


講演紹介があり、「知識を得る」にはどのようにしていけばよいのか、ヒントが詰まってそうな邑本先生の本は購入リスト入り。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784254520330

内容説明
使える知識の獲得をめざして。

目次
第1章 言語コミュニケーション
第2章 非言語コミュニケーション
第3章 自己とコミュニケーション
第4章 会話の成立要件
第5章 言語理解過程
第6章 作文の認知過程
第7章 良い文章を書くために
第8章 ビジュアルコミュニケーション
第9章 対人魅力とコミュニケーション
第10章 実社会でのコミュニケーション
第11章 より良いコミュニケーションのために


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