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高山で昭和レトロの旅と氷室の酒

ここ数年、この時期になると地元か高山温泉かどちらかにプチ湯治に行くのが定番になってきました。
今回も三連休に急遽行こうと思い立ちましたが、さすがに温泉地は冬はトップシーズンです。三連休を外したとしても空いてない。
高山ならまだ連休を外せば空いてましたので、朝市もあるし、ぶらぶらするにはいいかと思って行ってきました。


高山温泉

下呂温泉と奥飛騨温泉郷に挟まれているせいか、あんまり認識されてない様な気がしますが、高山はリゾートホテルでもそうじゃなくても結構大浴場・自家温泉がついてるところが多いです。高山温泉とちゃんと温泉地名がありますし。
今回は予算も抑えめ、でも絶対シングルユースがいい。とリゾートホテルにしました。おかげで広々。
平日に仕事を終えてからの出発でしたので、お弁当を買っての移動です。
その日はがらがらの大浴場を貸し切り状態で使った後、早々に寝ました。
月が見える露天風呂は良いものです。

宮川朝市

高山は朝ご飯を朝市でとるか、ホテルでとるか毎回迷うところです。
今回は朝ご飯付で2泊プランにしたので、朝風呂の後にホテルで食べてから出発。
2月だというのに雪が全然ない高山というのも。
宮川朝市はもうにぎわっていました。
K先生のアクスタを持ってきたのでここで撮影。

先生、これが宮川朝市です

去年来たときはそこまで外国人観光客が戻ってなかったんですが、今年はさすがに多い。朝から団体ツアーにも複数遭遇しました。
何分朝市なので時間が早いんですよ。
同じ時間帯の上三之町はまだ開店前も多いのでこうです。
撮影には人がいなくてもってこい。

酒蔵が対面に並ぶ場所

ぶらぶらしながら、今回はホテルでたまたま見たるるぶフリーの観光案内に載ってた「飛騨高山レトロミュージアム館」に来ました。

高山レトロミュージアム

高山陣屋近くにある高山レトロミュージアムです。
K先生のアクスタとここでも撮影。

先生、レトロミュージアムです。

入館料とは別料金で給食ランチが食べられます。

昭和40~50年代の給食

中に入ったらすごかった。
目的は、ここが昭和30~50年代をテーマとしているテーマパークだからです。
K2のK先生の子供時代はこんなんだったかも…!

展示も非常に凝ってる

これは一部ですが、壁にも映画や当時の看板が飾ってあり、見応えがありました。給食ランチは最後までちょっと迷いましたね。人によっては2時間はいて撮影するのも解る。

さて、高山にはこことは別に、似たような昭和レトロがテーマの展示施設があります。

高山昭和館

足を延ばして上一之町の今度は高山昭和館です。
国内最大、と銘打ってますが外から見るとそこまで大きな施設でもない。

こちらもなかなか。

ただこちらは入ってからがすごかった。
昭和30年代の街並みが再現されているのです。
中が相当広い。

昭和30年のドヤ街

路地、としてぐるっと回れる様になってます。
この雑然としてる様子が昭和30年代っぽさ。

ゲ謎の世界線
大衆食堂

圧倒的質量にやられます。
ちょっと無造作に雑然と集めすぎて置いてるなあと言う展示箇所もありますが、町並み再現という意味ではすごい。

このごちゃっと感

映画「ゲゲゲの謎」は昭和30年頃だそうですが、丁度そのころの街並み再現ですね(ここまでごちゃっとはしてないけど、最初の方の路地はわりと再現度高い)
たばこの値段の看板に、ピースの値段もありました。

葉巻もあるよ

こちらの小学校の教室はこんな感じ。レトロミュージアムと比較して、確かに時代がもっと古い。

昭和30年代の教室

見所沢山で、結構ここも時間をかけて見てました。
高山には何度も行ったんですけど、この2つは初めて行きました。
どちらも玄関を入った駄菓子販売スペースは無料で入れます。
こちらは湯布院にも同施設があるみたいですね。
ゲ謎で昭和30年代に興味を持った方は寄ってみてはいかがでしょうか。

氷室の酒を買う

ところで高山といえば、酒蔵が複数あることでも有名です。
下戸なんですが、この時期に行くと酒粕がどこの酒蔵からも出るのでそちらも楽しみに行きます。
甘酒も美味しい。

囲炉裏端で頂く

また漫画の話題になりますが、今や某漫画で名称がすっかり有名になった「両面宿儺」というお酒を昔から出してる二木酒造さんは、高山にあります。(なお、私の地元も宿儺が済んでいた伝説が残りますので、幼少時より聞いてる伝説の印象が強いです)
代表なのは「玉乃井」です。
こちらに、「氷室」という名前の美味しいお酒があるとのこと。
K2で氷室といえば、氷室俊介です。

18年以上登場してないのにグッズまでできたキャラです。
氷室というキャラは、髪型と名前、そして登場時の年代的にヒム〇ックという愛称で有名な某アーティストが名前の元ネタじゃないか。とファンの間で予想されていました。
そして、偶然ですがそのヒム〇ックな公式と二木酒造さんは以前コラボして限定ラベルの「氷室」を出していたそうです。検索すると色々出てきます。
話のネタに寄るつもりでしたが、冗談抜きで実質氷室(概念)の酒がある()。

ということで、高山最終日にやってきました。

K先生、二木酒造です

流石に限定ラベルのお酒は当時のことなのでありませんが、通常の氷室はありますので試飲ガチャで試飲してきました。
最近どこもコインガチャ形式なので、気軽に頼みやすい。

氷室の酒です

最初にふわっとした良い香りが漂い、これはキンキンに冷やして飲むやつだ。と解ります。
試飲だけのつもりでしたが、カップもあったんで買ってきました。
ちょっとずつ飲もう。

概念。

蔵元さんは300mlは通販してなくて現地売りのみですが、取扱い店では売ってます。
例えば同じ高山の地酒を全部集めた店舗ではこんな感じ。

3日間、あっという間でしたが小雨の中を高速バスで帰ります。
休憩地点で雪の北アルプスとアクスタで撮影するために、10年ぶりくらいに高速バスにしたのに全然でした。残念!

雨でした

レトロミュージアムだのなんだので、予定より結構出歩いてたせいで、去年みたいにジェスドロをぼーっとやる時間もなく、どちらかといえば散策に比重が多かったです。
レポには書いていませんが、つい他の展示施設等も巡ってましたし。
次はもうちょっと、ゆっくりプチ湯治したいな。

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